妊活がうまくいかなくて不安… 明るく取り組むために見つめたい自分の気持ち
この作業をしていると、だんだん暗い気持ちになってしまうかもしれません。でも、それでいいのです。あえて一度、ちゃんとその気持ちを見つめてみてください。
いろんな面を持っている自分の心の中身を知っておいてあげること。これが大切なのです。特に、他人にはあまり知られたくない心の声には、たくさんの大切な本音が詰まっています。他人に翻弄されたとしても、あなた自身がそれらの本音を分かってあげれば、自分を信じて進んでいくことができます。
実は私自身も、この作業をやってみて心を緩められたひとりなのです。
現在は一児の母として楽しくドタバタ暮らしていますが、もともと私はりんさんとは真逆で、結婚後ずっと「母親になりたくない」という気持ちがありました。その気持ちを隠しながら、周りの期待や年齢の壁に葛藤し続けている辛い日々を過ごしていました。
そんなある日、この作業に取り組んでみて分かったことがありました。「子どもを持つ」というテーマを通し、自分の本音、つまり心の中の怖さや不安、自分勝手な気持ちをたくさん教えてもらった、ということです。
将来の子どもや夫婦のことを考えているようで、自分のことしか考えていない自分。「なんて自分勝手なんだろう!」「でも仕方ない、そう思っているのか」「そんな私で、このまま生きて行こう」と思えた頃、息子がお腹に来てくれていました。
いつも心穏やかでハッピーな人の元にこそ子どもは来るものだと思っていたので、とても驚きました。そして怖がりながら母になり、今に至ります。
他人と自分を比べて落ち込んでしまう自分でいいんです。りんさんも「もう妊婦さんを見たくない!」と悪態のひとつでもついてみてください。それでいいんです。人間だもの。
そんなりんさんが迎える赤ちゃんは、きっと幸せだろうなと思います。笑っている時も、泣きたい時も「うんうん」と聞いてくれるお母さんがいる。どれだけのびのび育つことができるでしょう。
赤ちゃんを待っているこの期間だからこそ、りんさんには自分自身を心から楽しんでいただきたいなと思っています。
妊活を忘れるくらいに。子どもがいたらできないことは、たくさんありますから。今のうちにデートも重ねて、夫婦の絆も強くなることでしょう。
末永くお幸せに。
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