頼みごとを断れない。何もかも嫌になりそうです【心屋仁之助 塾】



断るのが苦手な人は、「頼みごとをする」のが苦手なことも多いです。そのため最後の最後までひとりで頑張って、「もうだめだ」となって初めて、意を決して人に頼む。しかし、思い切って頼んで断られた場合のショックは計り知れません。自分が断られる辛さをよく知っているがゆえに断れない、ということもあるでしょう。

ですので、まずは”ダメもと”で、たくさん人に頼みごとをしてみてください。「助けてもらえないともうダメ!」ではなく「助けてもらえたら嬉しいな」程度の単なる”リクエスト”として、助けを求めてみてください。

それを通じて、「断られること」にも慣れていきましょう。そして、それはそのまま、相手から断り方のバリエーションを学ぶことにもなります。


そうしたら、自分が断るときにも軽く断ることができるようになります。ちなみに、断るときのコツは”明るくキッパリ”です。モゴモゴと歯切れ悪く断ろうとすると、迷っているのだと受け取られ、さらにプッシュされてしまうことも多いので。

続いて、なゆたんさんが自分を苦しい立場に追い込んでいる2つ目の原因は、「体を壊しても、誰にもわからないようにしてしまっていること」です。

いつも「大丈夫」な自分を見せようとしていませんか? 周りから見て”分かりやすい人”になってくださいね。自分をバラしてください。そして、人に助けを求めてください。と言いますか、人に助けさせてあげてください。


「大丈夫?」と聞かれたら、「大丈夫じゃない!」と答えることがあってもいいのです。

最後、3つ目の原因は「何もかも嫌になって、周囲に迷惑をかけるのではないかと心配していること」です。

抱え込みがちな人は、気持ちを溜めて溜めて「もうだめだ!」となったときには、すべてを投げ出して逃亡、辞めるなど極端な行動をしがちです。自分でそうできるのはまだいい方で、それもできないと、体を壊して強制終了になるまで頑張ってしまう方もいます。

少し”怒り”に似ていますね。怒りもずっと溜めていると、一気に爆発させてしまったり、病気になって、これまで保とうとしていた人間関係を絶つ方向に動いてしまいます。

できるならば、自分を苦しい立場に追い込んでいる原因の1つ目、2つ目の段階で手を打っておきたいものです。しかし、どうにもならなかったら、「人に迷惑をかけること」を自分に許してあげてくださいね。


「人に迷惑をかける」とは、助けてもらうことであり、「人に活躍の場を与える」ことでもあります。

今からでも遅くありません。「もうだめかも」と弱音を吐いて、助けてもらってください。最終的に自分がするしかないことでも、その辛さを周りの人が知っていてくれるだけで、安心できることもあります。

自分ひとりで抱え込まず、泣き言を言いながら、助けてもらいながら、”みんな味方”な世界で生きていきましょう!!

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