© 2017「結婚」製作委員会
NHK連続テレビ小説
『あさが来た』の
五代友厚役で大ブレイク後、女性だけではなく男性からもその端正な顔立ち、たたずまい、骨太の演技が絶賛され、人気を誇るディーン・フジオカ。
「五代様」フィーバーの初期は、まるですい星のごとく現れた注目株というくくりでしたが、じつはすでにその時点で香港や台湾などアジアを股にかけるスターでした。しかも、俳優、ミュージシャン、モデル、映画監督として縦横無尽の活躍ぶりです。
そんなディーン・フジオカが、熟成されたワインのように芳香な色気をただよわせる主演映画
『結婚』が6月24日(土)が公開されます。はちきれんばかりの彼の魅力を濃縮した1本を楽しむ前に、あらためて彼のヒストリーを振り返ってみましょう。
■逆輸入型スター! ディーン・フジオカのギャップ萌え作品
ディーン・フジオカはいわば逆輸入型スターです。彼は
福島県出身ですが、アメリカ留学後に香港へ渡り、そこでスカウトされて、モデルや俳優としての芸能活動を開始したようです。
それから台湾に拠点を移し、台湾のドラマを経た後、ヤンヤン・マク監督の香港映画
『八月の物語』の主演に抜擢(ばってき)され、本作が各国の映画祭で上映されたことで、知名度を上げました。
日本では、「五代様」フィーバーの前に、監督・主演のほか、DEAN FUJIOKA名義で主題歌も手掛けたセンセーショナルな異色作
『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』で、映画ファンの度肝を抜きました。
本作は、2007年に日本の千葉県市川市で起きた英会話学校講師殺人事件の犯人・市橋達也の逃亡生活を描くという問題作。さすがは五代様! 正直、この題材を主演も兼ねて初監督したディーンの勇気はおおいにたたえたいし、きっとあさも「びっくりぽん」でしょう。
市橋役のディーンのギラギラした鋭い眼光からは、底知れぬ心の闇がうかがわれ、思わず息をのみます。本作は麗しい五代様との
ギャップ萌え作品でもあり、ブレイク後に再びディーン・フジオカ渾身の初監督作としてスポットが当たりました。
■『五代様』ロス、そして元ヤンマスター『ダメ恋』ロス!
『あさが来た』で五代様が天に召されてから、
「五代様ロス」に陥ったディーンファンの方々。当然ながらその後に出演した、深田恭子主演のドラマ
『ダメな私に恋してください』にファンたちは色めき立ちました。
深キョンが演じるのは、何のとりえも貯金もないという残念なヒロイン・ミチコ。
ディーン・フジオカが演じるのはミチコの元上司で、脱サラした喫茶店のマスター黒沢歩役でした。
まあ、深キョンの見てくれはどこをどう見ても残念ではないのですが、たしかに中身はダメダメ女子で、彼女を絶妙にフォローしていく
元ヤンの頼れるマスターという絶妙な役どころは胸キュンもので。結果、再び『ダメ恋』ロスが起こってしまいました。
■ディーンの色気をぎゅぎゅっと凝縮した『結婚』
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いまや脂がのり、ますますいい男度がアップしたディーン・フジオカ。
『結婚』は、そのディーンの男の色気がぎゅぎゅっと凝縮された、純度の高いディーン映画となっています。
彼が演じるのは結婚して妻もいるのに、ずっと
結婚詐欺を続けている古海健児役。まあ、いわば女性の敵ですが、カモの女性たちは彼にメロメロ状態です。古海は
気品漂うやり手詐欺師で、口八丁手八丁で、次々と美女たちを落としていきます。
ディーンは、
セクシーなベッドシーンやキスシーンも披露し、その大人の色気と妖艶な姿についつい息をのみそうになります。さらに何気ない果実を口に入れるシーンでさえもじつに艶めかしくて、ドキドキが止まりません!
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古海は暗い過去をもつ男で、その陰りが色気をさらに引き出していきます。彼の頬から一筋涙が流れるシーンでは、長いまつ毛がぬれるのを見て、母性本能まで刺激。
俳優業やアーティスト活動だけではなく、この春から報道番組
「サタデーステーション」で、不定期のインフルエンサーも務めているディーン。天は二物を与えずって本当でしょうか? 美貌、才能、知性を持ち合わせたディーン・フジオカ。
いまや最強のスターではないでしょうか!
『結婚』
出演:ディーン・フジオカ 柊子 中村映里子 松本若菜 安藤玉恵 古舘寛治 萬田久子 貫地谷しほり
原作:井上荒野「結婚」(角川文庫刊)
監督:西谷真一
6月24日(土)ロードショー
公式サイト:
kekkon-movie.jp
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