銀魂で菅田将暉がイケメンビジュアル崩壊の役! 映画のプロが高評価!
■いい男キャラの岡田将生や堂本剛にメロメロ
© 空知英秋/集英社 © 2017映画「銀魂」製作委員会
岡田将生は、“狂乱の貴公子”の異名をもつ桂小太郎役がドンピシャにハマり、そのなりきり姿がカッコよすぎます! もともとの美しい顔立ちがロン毛にベストマッチ。こちらのキレキレの殺陣もたまりません。
高杉晋助役の
堂本剛は、ギャグ満載の本作では貴重なシリアス担当キャラ。その陰りには「攘夷志士のなかでもっとも過激で危険な男」という説得力があり、そこはかとなくかもし出されるセクシーさにメロメロ。
また、真選組の3人、土方十四郎役の
柳楽優弥、沖田総悟役の
吉沢亮、近藤勲役の
中村勘九郎はそれぞれにキャラ立ちしていますが、なかでも天然ボケキャラの土方が、本作でいちばんの下ネタ担当としてはっちゃけております。
© 空知英秋/集英社 © 2017映画「銀魂」製作委員会
最高なのは、原作やアニメでも人気の高いエピソード
“カブト狩り”のシーン。ふんどし一丁で全身にはちみつを塗りたくり、逃してしまった将軍のカブトムシを、みずからつかまえようとする近藤勲。歌舞伎界のプリンス・中村勘九郎は、もはや別次元のところへ行った感じのすさまじい熱演を見せます。もちろんお約束のモザイクつき。
■サービスショットからナイスなツッコミまで
© 空知英秋/集英社 © 2017映画「銀魂」製作委員会
そのほか、福田組の常連である平賀源外役の
ムロツヨシや、武市変平太役の
佐藤二朗は、安定感あるオフビートなボケを入れ、来島また子役に挑んだ
菜々緒もへそ出しミニスカのサービスショットにトライ。もはや、隅々まで『銀魂』のキャラになりきっている一体感がすばらしい。
個人的には、実写映画ではどうなるんだろう? と懸念していた、CGの巨大犬・定春と、謎の地球外生物もお気に入りです。定春は想像以上に愛らしく、とくに神楽と並んで歩く後ろ姿には胸キュンでした。
じつは予算や手間が意外とかかったのが、着ぐるみで作られたエリザベスだとか。ここでは、その質感を逆手にとって、「●バQみたいだな」と銀時たちにいじられるという、福田監督ならではのツッコミがナイスです。
とにかく隅々まで行き届いたナイスキャスティング。さらにはキャストすべてがキャラクターに徹しようという心意気が観客に伝わってきます。
映画『銀魂』7月14日(金)公開
監督:福田雄一
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬 菅田将暉 橋本環奈 柳楽優弥 新井浩文 吉沢亮 早見あかり ムロツヨシ 長澤まさみ 岡田将生 佐藤二朗 菜々緒 安田顕 中村勘九郎 堂本剛
公式サイト:
gintama-film.com
山崎賢人“杉元”の怒り、謎のおじさんは…「ゴールデンカムイ」第8話