「家事をする気が失せる…」 夫のやる気を消す、妻の何気ないひと言とは?

夫にも家事に協力してほしいなら、やる気を引き出してあげることが大事です。しかし、良かれと思って言ったひと言がマイナスになってしまうこともあります。実際に、男性たちが「やる気が失せた」と感じたキーワードをご紹介しましょう。家事をお願いするときの参考になるかもしれません。

目次

・「パパにもできる」
・「私だけががんばっている」
・「●●さんちはパパが■■をやるんだって」


「家事をする気が失せる…」 夫のやる気を消す、妻の何気ないひと言とは?

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■「パパにもできる」

「料理番組を見ていたとき、「これならパパにもできるね」と言われました。妻に悪気がないのはわかっているのですが、見下されている気がします。独身時代はひとり暮らしをしていたし、何もできないわけではありません。言い方を考えてほしかったです」(47歳・男性)

上から目線の発言に敏感な男性は少なくありません。
「これならできるでしょ」も同様にNG!

料理を作るように導くなら、素直にお願いするのがいいでしょう。また、「パパの作るチャーハン、子どもたちも大好きだしまた食べたいな」などと、夫を持ち上げる発言を盛り込むのも効果がありそう。

■「私だけががんばっている」

「帰りが遅くなった私に、妻が「私だけががんばっている」と言いました。たしかに妻の負担が大きいことは実感しているけど、働いて家族を養うことも父親としての役目。それを否定された気持ちになってしまいました。飲み会で遅くなったならまだしも、残業は避けられないので勘弁してほしい」(43歳・男性)

この男性は家事はあまり協力していないけれど、休みの日には子どもを預かって妻の自由時間を作るように心がけていたそう。そのため、「何もしていないわけではない!」と、ついカッとしてしまったといいます。

働きながら家事や育児をこなしていると、精神的に追い込まれてしまうことは珍しくありません。
つい八つ当たりをしたくなりますが、たとえ何もしない夫に対してもこの言葉は言わないほうが得策です。

がんばっていることをアピールするよりも、手伝ってほしいことを具体的に示すほうが男性には伝わりやすいかも?

■「●●さんちはパパが■■をやるんだって」

「友だちの家ではパパが掃除を担当するとか、あの家では何をしてくれるとか、そんな話をよくする妻。遠回しに家事を手伝うように言いたいのでしょうが、それが嫌味に感じます。よそはよそ、うちはうち。やってほしいなら素直に言えばいいのに」(35歳・男性)

ほかの家庭を例に出せば、夫のやる気を引き出せそうな気もしますが、逆に意地でもやらないと思ってしまうことも。それなら、言われる前にやってよ! と言いたくなりそうですが、そこはグッと我慢。

ただ例として出すだけでは嫌味と思われる可能性もあるため、その後で「うちもこうしてみようか」と提案するのはいかがでしょうか。成功例として話したうえで、我が家なりの方法を提案すれば、受け入れてもらいやすくなりそうです。


何も言わなくても協力してくれれば苦労しないのですが、そうではない場合は言い方にも工夫が必要。できるだけやる気を引き出す言葉を選び、夫婦で気持ちよく家事を分担できるといいですね。


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