竹内涼真に菅田将暉、福士蒼汰にいたるまで! 『仮面ライダービルド』スタート前に、平成ライダーを総復習!
■福士蒼汰から竹内涼真まで! 仮面ライダーは、成功への近道?
まったく違う意味で仮面ライダーのイメージをくつがえしたのが、
『仮面ライダーフォーゼ』の
福士蒼汰さん。短ラン、真っ赤なTシャツ、ボンタン、そしてリーゼントと、昭和時代のヤンキーそのものの格好なのに仮面ライダーというのですから、ママ・パパに衝撃が走ったのは言うまでもありません。
しかし、
時々見せる前髪を下ろしたときのイケメンぶりを、敏感なママたちは見逃しませんでした。屈託のない笑顔で子どもだけでなくママの心もわしづかみし、その後の福士さんの快進撃はみなさんご存じのとおりです。
『仮面ライダーフォーゼ』で忘れてはいけないイケメンがもう一人。
仮面ライダーメテオを演じた
吉沢亮さん。福士さんとは対照的に影の要素を持つキャラクターで人気を博しました。
続く
『仮面ライダーウィザード』には、すでに映画『GANTZ』や『ごくせん THE MOVIE』などで注目されていた
白石隼也さん。
ウィザードの陰に対し、陽として途中から登場したのが
永瀬匡さん扮する
仮面ライダービーストでした。バックルが金色のライオンベルトに、明るく野生的なキャラクターは、インパクト大でした。
『仮面ライダーウィザード』で秀逸なのが、オリジナルサウンドトラック。今でも、ニュース番組やバラエティ番組でも多用され、たとえば不思議な現象が起こる場面やヒーロー登場場面などで流れます。リアルタイムでウィザードを見ていた親子は、その曲が流れると思わず
「イッツ、ショータイム!」と叫んでしまいます。
今では、スポーツ男子タレントとしてのイメージが強くなった
佐野岳さんは、第15作
『仮面ライダー鎧武/ガイム』で主演。テレビのスポーツバラエティ番組でたびたび優勝しているように、歴代仮面ライダーの中で一番の身体能力といわれています。
この佐野さんと一緒に出演していたのが、今注目の若手俳優・
高杉真宙さん。
地元・熊本県矢代の花火大会で女の子と間違われてスカウトされたのが芸能界に入るきっかけですが、
仮面ライダー龍玄で人気が出る前から、P&Gの
ファブリーズCMで松岡修造さんの息子役で「あの男の子は誰?」と注目されていました。
そして今、飛ぶ鳥を落とす勢いの
竹内涼真さんも仮面ライダー出身です。彼が主演した
『仮面ライダードライブ』は、刑事で自動車がモチーフと、従来の仮面ライダーのお約束をことごとく打ち破る設定。昭和ライダーで育ったパパさんたちからは、
「ライダーじゃなくてドライバーじゃん!」と総ツッコミを入れられた作品でした。
竹内さん自身は当時21歳と若かったのですが、役柄の年齢設定が高く、平成ライダーシリーズの中では比較的大人っぽい雰囲気の作品でした。そのため、作中ではヒロイン役の女性警官・
内田理央さんとの恋愛模様も描かれ、映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』では鑑賞者全員に竹内さん・内田さんのウェディング姿とともに
「僕たち結婚しました」のメッセージカードが配られる前代未聞のグッズ配布もありました。