トップスタイリスト小山田早織流、6大コスパブランドで叶える“高見え美人”の作り方
■信念、生き方、暮らしぶりが“美人”を作る
さて、小山田さんといえば、作り出すコーデも人気ながら、オシャレに対するストイックな姿勢も女性たちの憧れとなっています。
小山田さん曰く「どんなに服をそろえても、きれいに着こなすための努力を怠っては意味がない」。
美人とは努力家のこと。なんの努力もせずにはキレイではいられないと提言します。
「走りまわる日こそ、ヒール靴」
「コンビニへもすっぴんで出かけない」
「ゆるい服こそ下着に気を抜かない」
「食べ過ぎた翌日はいましめにスキニーをはく」
これらは美人になるための“小山田持論”。いつなんどきも自分に厳しく、努力を怠らない彼女の強さが垣間見えます。
また巻末では、小山田さんの学生時代のこと、スタイリストになった経緯、20代にどのような目標を持って仕事に取り組んできたのかも綴られています。それらを読むと、その時その時、真摯に仕事や自分と向き合ってきたことがうかがえます。
先の小山田持論も含め、信念や生き方、暮らしぶりが、魅力的なスタイリングを作り、そして小山田早織さんという“美人”を作っているのだとわかります。本著は、オシャレを追求する女性にとってヒントになることはもちろん、ひとりの女性の生き方としても刺激をくれる一冊といえそうです。
参考図書:
『身の丈に合った服で美人になる』
小山田早織/著 講談社
ユニクロ、ZARA、GU、無印良品、GAP、H&Mの6大コスパブランドでのアイテムの選び方、高見えさせるコツ、さらに“美人になれる小山田持論”から私服スナップ、自宅のクローゼットの中身、スタイリストになった経緯などプライベートにまで迫った読み応えたっぷりの一冊。
小山田 早織(おやまだ さおり)
『with』を中心にさまざまな女性ファッション誌や、日本テレビ『ヒルナンデス!』で支持され、シンプルでリアルなスタイリングの提案で日本中の悩める女性を救ってきた。
ショーや広告でも活躍し、女優やモデルからの指名も多い、新世代スタイリスト。(株)東京スタイルとタッグを組み自身がディレクターを務めるブランド「
TOKYO STYLIST THE ONE EDITION」を立ち上げ、さらなる人気を博している
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