2017年9月16日 12:00|ウーマンエキサイト

ベイブレードの大会に大人が熱くなる!


■熱くなっているのは子どもだけじゃない! “かつての小学生男子”たち

ベイブレードを通して、熱くなるのは子どもだけではありません。それを取り巻く大人たち、特に男性の熱気は、子ども以上かもしれません。

準決勝からは『3on3』というルールが導入され、3種類のベイブレードを使っての戦いとなります。そこで、子どものセコンドを務めるのが、パパたち。大量のベイブレードを持参して、子どもと一緒に作戦を練り、「いいぞ!」「おしい!」と試合中のかけ声も忘れません。

さらに、パパ以上に生き生きとしているのが、大会を仕切っているスーパーの店員さん。この時、審判をやっていたのは、20代後半くらいの若め男子店員さんと、40歳前後のおもちゃ売場責任者風の2人でした。

試合に挑む子どもたちのベイブレードを見て、「そうくるか〜」と心の声がもれてしまったり、判定の難しい勝敗を店員さん2人で熱く協議したり、子ども以上に楽しんでいる様子がヒシヒシと伝わってきました。
年齢から推察するに、もしかしたらベイブレード第一世代の時に熱狂した過去があるのかも?

その光景を見ながら、昔から不思議だったことの答えがわかったような気がしました。それは、「共通の趣味があれば、男性は初対面の人とでも、何時間でも一緒に楽しめる」説です。

例えば、ゴルフ。ほとんど話したことがない相手でも、「ゴルフ行きませんか?」という話にのってくるのって、男性ではありませんか? 例えば、マージャン店や将棋クラブ。ふらりと一人で入るのは、たいてい男性ではありませんか? 女性は敬遠しがちなシチュエーションですが、男性は抵抗ない人が多い気がします。それは、小さい頃からのこういった男子特有のコミュニティー作りから生まれたものなのかもしれません。

■男だけの世界に、美しく強いヒロイン光臨!

そのベイブレード大会で一人際立っていたのが、長いロングヘアにショートパンツ、ブーツといういで立ちの美少女です。そこも熱心なお父さんがセコンドについていましたが、何しろ強い
男の子たちをバッタバッタと倒していくのです。

そのうえ、男の子たちに混ざることなく、孤高のたたずまい。彼女はナウシカもののけ姫か? 見事、彼女は3位に輝き、表彰台に上ったわけです。まるで、ジブリ映画に登場するような美しく強いヒロイン登場で、母は思わず息子そっちのけで見とれてしまいました。

大会の帰り道、試しに息子に「強いお姉ちゃんいたね。ベイブレード大会では珍しいの?」と質問してみたら、「いや、別の大会でもいたよ。たいてい女の子は一人くらいだけど」とのこと。大会中はまったく興味なさそうだったのに、意外に女子のことも見ている息子に「男子だな~」と複雑な気持ちの母でした。


いまだに少年漫画誌で発行部数第1位を誇る週刊少年ジャンプ。その三大テーマといえば、「友情、努力、勝利」ですが、小学生男子が大好物としているこの3つが、ベイブレード大会にはありました。

意外に高い息子のコミュニケーション能力や社交性に気づき、男子特有のコミュニティー形成過程が垣間見れたベイブレード大会。思いつきで参加したイベントでしたが、男子を理解しながら育てるうえで、何かしらヒントが得られたかも…と感じました。「そういうのはパパにお任せ!」と思っているママも、ぜひ一度、見に行くことをおすすめします。

・ベイブレードバースト公式ホームページ


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