嬉しいはずなのに、不安になるのはなぜ…? 心配性から抜け出す処方箋 【心屋仁之助 塾】
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仕事で抜擢された、素敵な人に告白された、行ってみたいと思っていた場所に旅行に誘われた、嬉しいはずなのに心配や不安ばかりが膨らんで、苦しくなってしまうことはありませんか? せっかくつかんだ幸せに、いつも不安がついてくるのは、どうしてなのでしょうか。心屋認定講師の石川稀月さんが、不安や心配から抜け出す処方箋をご紹介します。
■どうして不安になるの?
チャンスやラッキーなことがあった時、なぜか漠然とした不安がわき起こってくることはありませんか? うまくいかないかもしれない、うまくいくけれど妬まれるかもしれない、誰かを傷つけてしまうかもしれない…。
確かに、その不安は現実に起こりそうなことですが、それは考え方の癖であることが多いです。物事のいい面と悪い面の「悪い面の方に焦点を当ててしまう癖」が、自分にあることに気づきましょう。
■「最低な結果」を覚悟しておく
不安とは、いろいろな場面をシュミレーションしたり、事前の準備をしたりして“危険を回避”する、あなたの命や体を守る大切なものです。でも不安に押しつぶされてしまっては本末転倒、最低の結果になったらどうするか想定して“覚悟”を決めましょう。
・最低の結果になったらまた仕切りなおせばいい
・失恋しても3ヶ月泣いて、その後もっと素敵な人と出会うかもしれない
・会社を首になったら自分にぴったりの素敵な仕事に巡り合うかもしれない
どんな結果になっても、ここまで歩いてきた自分を責めるのではなくて、親友のように大切に扱う覚悟をしましょう。