連載記事:パパママの本音調査
国語力と英語力、どっちが大事? 過半数のパパママが国語を重視【パパママの本音調査】 Vol.168
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ますますグローバル化の波が押し寄せている今、子どもたちの教育にとって大切なのは「英語力」なのか「国語力」なのか、という問題は多く語られています。実際に子育てをしているパパママ世代はどう考えているのでしょうか。
Q.子どもの教育、「英語力」「国語力」どっちが先?
1.少しでも早く「英語力」が先 7.6%
2.まずは土台の「国語力」が先 61.9%
3.どちらが先でなく「英語力」も「国語力」も 29.9%
4.それよりも他の習い事 0.5%
まずは土台の「国語力」が先という人が61.9%と半数以上という結果になりました。次に多いのが、どちらが先でなく「英語力」も「国語力」もという意見でした。パパママ世代は国語力を大切にしている人が多いようです。
■日本人なら国語力をまず先に
算数の問題を解くにも、問題の意味がわからなくては解けないですし、勉強以外の人間関係では国語力が大事。それ以外にも日本人の誇りとして、美しい日本語を話してほしいという気持ちもあるようです。
「我が子を見ているとやっぱり国語力って大事だなと思います。
テストの問題が解ける解けないだけでなく、人との関わりにもつながってきますから」(山形県 40代女性)
「日本人ですから日本語が先です。変な日本語を話している若者を見ると情けなさを感じる」(愛媛県 50代女性)
「日本人にとって国語の力は必要不可欠だと思います。日本人の多くは、思考は日本語でおこなっているからです。国語力を高めることによって、より深く物事を考える力がつくと思います」(鳥取県 40代女性)