西島秀俊が撃沈『奥様は、取り扱い注意』夫に愛されテク。ヘルシー食に妻の思惑!?
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綾瀬はるかのキレのあるアクションが見どころのドラマ
『奥様は、取り扱い注意』。第2話になって、綾瀬はるか演じる菜美のママ友の優里(広末涼子)と京子(本田翼)の旦那のキャラも、少しずつだが明らかになってきた。さて今回、元特殊工作員の菜美が解決したご近所トラブルは何だったのだろうか。
■やんちゃな過去は男にとって武勇伝。女にとっては黒歴史
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主婦となった菜美がもっぱら趣味となっているのがカルチャースクール通い。今回は着付け教室へ。そこでお色気たっぷりの主婦・夏希(高岡早紀)に菜美たちは出会う。その数日後、夏希が元AV女優だったと町中に暴露されてしまう。
心配した3人はすぐに夏希の家を訪れると、「じつは夫には過去のことを話していない」と打ち明けられた。このまま嵐が過ぎるのを待つと決めた夏希だったが、家に落書きをされたことで夫も家出し、町内会でも大問題になってしまった。
夏希を守るために、菜美は夏希を脅迫する人物を突き止めることを決め、悪者たちを懲らしめることにしたのだった。
ドラマでは「やんちゃな過去は男にとっては武勇伝だけど、
女にとっては黒歴史」というセリフ。
ここはおおきく共感ポイント! 菜美はもちろん過去を話せないとしても、優里と京子も同様であった。女の過去は、けっしてほじくり返してはいけないと夫にも肝に銘じてほしいところ。
■夫を振り向かせるためのテクとは?
このドラマでは
夫を振り向かせるためのテクも登場。たとえば今回なら、新鮮な気持ちを取り戻すために夫に着物姿を見せることに挑戦! そんな3人を見て、夏希は見た目だけでなく、所作から和風の女性になりきることが大切とアドバイスする。
しかし夏希のアドバイスもむなしく3人の結果は散々。京子の夫は「汚れるから脱いだら」と興味なさそうな顔。優里の夫は「それいくらしたんだ」と金の心配ばかり。菜美は和風の女性を極道の妻に履き違えて自爆。
西島秀俊演じる勇輝からは「どっかズレてるんだよな」と言われてしまう。
そのほかにも、菜美は米を玄米にしたりおかずを野菜中心にしたりと、夫を振り向かせるためにせっせと努力。しかし勇輝には「明日から白米と肉が食べたいな」と言われてしまう始末。このどこか夫心が分かっていない妻の空回りも面白い。これを読んでいる既婚男性がいたら覚えておいてほしい。急に夕飯がヘルシーになったときには妻の思惑が潜んでいるから要注意だ。
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■ラストの勇輝と菜美のちょいラブシーンにくぎづけ
妻のことを「いまでも充分色っぽい」とさらっと言ったり、「じゃあ、私のどこに色気を感じる?」というめんどくさい質問にも細かく答えてくれたりと、優しさの塊のような夫を演じる西島秀俊。くしゃっと笑う笑顔もかわいいし、妻のご近所トラブルにも耳を傾けてくれる心の広さに、思わず「うちの旦那も見習え!」と思った女性も多いのではないだろうか。
毎回ラストには、そんな女性へのサービスシーンとしか思えない勇輝と菜美のちょいラブシーンが差し込まれている。第一話では菜美に攻められて喜ぶかわいい夫が描かれていたが、今回は勇輝が攻めるパターンに。菜美がバッチリと所作もステキに決めたところで、勇輝も撃沈。西島秀俊がアントニオ・バンデラスばりに綾瀬はるかの着物の帯を取り、抱きかかえて寸止めキスをするシーンは、思い出すだけでいい夢が見られそうだ。
元AV女優の主婦がテーマということからか、菜美と優里と京子の女子トークの途中で、夫のAVの隠し場所の話になった。そのとき、優里の夫はパソコンに「生命の神秘」というエロ動画フォルダがあると話していた。 AVを見るのもかまわない、そしてたしかに生命を繋ぐ行為ではあるが、夫のパソコンにそんなフォルダを見つけたらドン引きしてしまいそうだ。
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