「人にどう思われるか」が気になり、自分の気持ちを飲み込んでしまう【心屋仁之助 塾】


さてさて。
結論から言わせてもらうと、ももさん自身を変えなきゃいけないところは何一つありませんが、少し練習が必要かもしれません。「ご自分を大事にする」練習です。

「自分を大事にする」というのは、どんな自分でもOKしてあげること。自分のどんな感情や考えも、OKと受け入れてあげることだと私は思っています。

お友達やご家族に、悲しい気持ちや傷付いた気持ちを伝えられないのは、ももさんがその気持ちを“ダメなこと”と思っているからではないですか?

感情に正しいも正しくないも、ないのです。

今この自分は悲しい。
今この自分は腹が立っている。

以上、まる。だけなのです。

それは唯一無二の自分自身が感じた気持ち。他の人と比べるものでもないのです。

最初のうちは、人に伝えられなくてもいいです。

だけど、悲しさや怒りを感じたら、「そうだよね、悲しいよね」「そうだよね、腹が立つよね」と、自分の気持ちを丸ごと受け入れてみてください。
ノートに書いてみるのもオススメです。

「理解されたい、愛されたい、認めて欲しい。
という欲求が強い」とのことですが、これも同じです。

自分が自分の気持ちを否定しているから、自分が自分に「理解してほしい、愛して欲しい、認めて欲しい」と訴えているのです。

まずは、自分自身の気持ちを分かってあげて受け入れてあげる。そこから始めてみてください。

そして、今まで通り否定してしまっても、そんな自分も受け入れてあげてください。ずっとやってきた習慣を変えることはなかなか手強いものです。すぐにできるようにならなくても、自分を責めないであげてくださいね。

大事な宝石を毎日磨くような感じで、少しづつ自分の感情を受け入れる練習を続けてみてください。


自分で自分の感情を受け入れられるようになったら、人にも言ってみる練習に入りましょう。

大丈夫ですよ。私もももさんと同じような状況から、少しづつ練習し続けて、生きるのが楽しいと思えるようになりましたから。

ももさんを、心から応援しています!

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