トランプ来たりて真央ちゃん引退! 小学生母が2017年重大ニュースをざっくり振り返った件
■キャラが立っていた棋士たち、株を下げた力士たち
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そうこうするうちに6月。将棋界では現役中学生の
藤井聡太四段が快進撃を始め、7月までに前人未到の29連勝。子どもを持つ親なら、「うちの子、天才だったりして」と一度は思ったことがあるものですが、そんな妄想ではなく本物の天才がいることを世に知らしめました。
また、その藤井四段に引導を渡されて引退した
加藤一二三さんがナイスキャラを生かしてテレビで活躍するように。あの
羽生善治棋士も藤井四段に非公式戦で敗れたものの、その後、本領を発揮して永世七冠という頂点に立ちました。棋士たちが活躍した1年でもありましたね。
逆にイメージを下げてしまったのは力士たちです。1月に稀勢の里が横綱に昇進したところまでは相撲人気も盛り上がる一方だったのですが、11月にまさかの
横綱・日馬富士暴行事件が発覚。
被害者である貴ノ岩のケガがひどいこともあり、「これは即刻、引退でしょう」と思ったのに、決定までずるずる引きずった角界にはがっかり。
わが家は国技館に相撲を見に行ったこともあり、子どもにこの事件のことを説明するのは難しかったです。「横綱が後輩を殴ってケガさせたから、それはいけないことだから、責任を取って横綱を辞めるんだよ」なんてね、こんなこと説明させないでください。
■真央ちゃんの引退、安室ちゃんの引き際に感慨もひとしお
女性が憧れる女性の引退発表も相次ぎました。フィギュアスケート選手・
浅田真央さんの引退は、私自身、何度も全日本選手権などを見に行ったほどのファンだっただけに感慨深い出来事でした。バンクーバー五輪でトリプルアクセルを2回決めた快挙とソチ五輪のフリーで見せた“鬼ステップ”を忘れることはないでしょう。
そして、9月には歌手の
安室奈美恵さんも2018年での引退を宣言。11月に放送された『安室奈美恵 告白』(NHK)では「子どものお弁当を作っていた。でも、まだキャラ弁がはやっていない頃だったから、(凝ったものを作らなくてすんで)助かった」などと初めてママとしての顔を語りました。
その一方で、「小室さんのプロデュースが終わった後は、(音楽活動のことを)相談する人が誰もいなかった」とも語っていて、エンタメ業界を取材してきた私としては「安室さんほどの活動規模で、プロデューサー的立場の人が不在ってそんなことありえるんだろうか」と正直、驚かされた告白でした。紅白歌合戦への特別出演も決まり、ラストイヤーの活動を目一杯やりきってくれそう。
真央ちゃんも安室ちゃんも、これからは第二の人生を思うように生きていってほしいと切に思います。
以上、ざっとでしたが、個人的に強く印象に残ったニュースを振り返ってみました。来年は若い世代が活躍する明るいニュースを聞きたいものですね。
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