八つ当たりをされてばかり 愛されていないのでしょうか【心屋仁之助 塾】
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「交際相手に八つ当たりをされてばかり」という、はなさん(39歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。
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■はなさんのお悩み
交際3年になる彼は家庭のある身で、いつか彼と一緒になることを目指して過ごしています。彼とは僅かな時間しか会えないのに、その時間すら彼は全く楽しくなさそうに、イライラと私に当たります。イライラの理由は仕事なのか家庭なのか分かりませんが、「私の存在がウザイ。気持ち悪い。触るな、近づくな、もう終わりにする、終わりにすればいいだろ!」などと、私に暴言を吐き続けます。
私の心の在り方が原因と考え、心屋さんの本を読み、講演会にも参加させていただきました。
とても沢山泣いて笑いました。その翌日、彼が来てくれたときには幸せを感じられたのですが、その後もまた私への対応が悪化していき、以来、会いに来てくれてもいません。「どうせ愛されてる」と思っていた私は、ひとりで勘違いをしているのでしょうか?
※一部、質問内容を編集しています。
■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより
ご相談ありがとうございます。つらいですね。はなさんは今、ご自分を幸せにしてあげるレッスンの最中なのかもしれません。そんな視点からお伝えさせてくださいね。
今彼との間で起こっていることは、自分の心の中の「思いグセ」もしくは「セルフイメージ」が現実に投影されている可能性がある。
そう考え、現状を落ち着いて観察してみてください。
つらい恋愛が続いたり、繰り返したりしてしまう人は、「私は粗末に扱われても仕方ない」もしくは「愛してもらうためには相手を理解し受け止めるなど頑張らないといけない」「ありのままの自分は愛されるはずがない」などの罪悪感やセルフイメージをぎゅっと握り締めていることが多くあります。
すると、そのセルフイメージを強化するような現実やパートナーを選び、「やっぱり私は愛されない」と確認する…。そのようなループに迷い込んでしまいがちです。
相手との苦しい現実に悩む人は、問題そのものよりも、まず「自分が頭の中でどんなことを信じていて、どんなことを勘違いしているか」、そこに気づくだけで現実が変わることがあります。