“暮らすように”海外アパートメントステイが、ラクチン子連れ旅の大正解


■子連れ旅ならここに注目!「予約時にチェックしたい4か条」

“暮らすように”海外アパートメントステイが、ラクチン子連れ旅の大正解

イタリアのローマで泊まったアパートメントの外観。ホテルと違って看板がないので現地担当者とは、建物の入口前で待ち合わせるのが一般的


アパートメントは、部屋数やベッド数、設備などさまざまな条件から選べます。子連れ旅だからこそ、こんなところに注目してみては?

その1:「エレベーターの有無」に注目!
建物自体が古いとエレベーターがなく、そのために宿泊料金が安く設定されている場合があります。また、部屋が何階なのかは行ってみないとわからないこともしばしば。バギーが必要な子連れ旅なら、エレベーターありがマスト!

その2:「バスルームの大きさ」に注目!
浴槽がなくても、ハンドシャワーなら小さな子どもを洗えます。浴槽+固定シャワーの場合は、危なくない程度に浅めにお湯をはり、浴槽の中で体や髪の毛を洗いましょう。極小バスルームも多いので、親子で入ることができるかどうか、写真で広さを確認するのがポイント。

その3:「間取りやベッド台数」に注目!
最大4名宿泊可能と記載されていても、実際は主寝室にダブル1台、壁を隔てたリビングにソファベッド1台ということも。
ホテルとは違い、アパートメントではベビーベッドやエキストラベッドの用意は難しいので注意を。別部屋で子どもを寝かせるのが厳しい場合は、1フロアにダブルベッドとソファベッドがある物件を選びましょう。ただし、間取りを掲載している物件は少ないので、部屋写真をヒントに探しましょう。

その4:「床やベッドの高さ」に注目!
子どもがハイハイや歩き始めの時期は、床で過ごす時間が長いので、床の状態やきれいさも気になりますよね。リビングに広めのカーペットが敷いてある物件や、キングサイズなど大きくて高さが低いベッドがある物件を選んでみましょう。土足文化の国でも、日本同様に入口で靴を脱ぎ、室内では子どもにも内履きをはかせれば、床がクリーンな状態で保てますね。
“暮らすように”海外アパートメントステイが、ラクチン子連れ旅の大正解

メゾネットタイプの寝室なら子どもは屋根裏部屋気分を楽しめ、親は子どもの気配を感じられるので安心


■子連れアパートメントステイ最大の魅力とは?

アパートメントステイ最大の魅力は、冷蔵庫がありキッチンが使えるという安心感に尽きます。

先述の通り、子連れ海外旅行は、とにかく食事の心配が多い。
欧米では、小さな子どもがNGというレストランもあり、飲食店を探すのにひと苦労することも。そんな時、キッチンがあれば食べ慣れた味を再現できますし、離乳食だって作れます。子どもが泣こうが騒ごうが周りの目を気にすることもありません。子どもにとっても、日本と同じような空間での生活ならストレスも少ないはず。
“暮らすように”海外アパートメントステイが、ラクチン子連れ旅の大正解

どの国でも入手しやすいのがパスタ。納豆やタラコなど和風のパスタソースを持参すれば、出汁の味に子どもも大人もホッとするはず


また、アパートメントはバリエーションが豊富なので、部屋数が多く広いリビングを共有する物件もたくさんあります。広い物件に泊まりたいけど予算がちょっと…という場合は、3世代や友達家族を誘って、一緒にアパートメントステイしてはいかがでしょうか。宿泊代は室料なので、最大宿泊人数以内なら何人泊まっても料金は同じ。
1室の代金をみんなで割ればお得に快適ステイが楽しめます。

暮らすように旅する子連れアパートメントステイ。ぜひ一度、だまされたと思ってトライしてみてください。海外旅行のストレスは減り、思い出がグンと濃くなりますよ。

取材・文/山田裕子

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