定期預金金利についてFPに聞く。定期預金のメリット・デメリット
貯金を始めたいと思っていてもなかなか踏み出せていない、なんていう貯蓄の初心者さんは、定期預金から始めてみるとよいのではないでしょうか。
定期預金にも新しいトレンドがある今、「excite.電話相談室」でも活躍されているファイナンシャルプランナー(1級技能士)のすぎうらのりこさんに定期預金のメリットやデメリット、口座開設時の注意点などお伺いしてきました。
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定期預金とは?
定期預金とは、1年や3年などあらかじめお金を預ける期間(預入期間)を決めておき、期日が来たときに元金と利息を引き出すことができる貯蓄目的の預金です。
元本が保証されており、預けたお金が減ることはありません。定期預金は期日が来るまで払い戻しをしないことを約束することで、銀行や信用金庫などの各金融機関で普通預金より金利が高めに設定されています。
最近のトレンド情報
定期預金は長期間お金を預ける預金の代表ですが、最近では預入期間が短期間である超短期定期預金もあるようです。
1ヶ月定期や3ヶ月定期は以前からありましたが、1週間定期や2週間定期の超短期の定期預金がネット銀行を中心に増えてきました。超短期定期預金は、1~2週間先に使う予定の普通預金を定期預金に預入できるため、手軽にお得感が味わえます。
ママの知っておきたいポイント
定期預金は預入期間中の引き出しはしない約束ですので、普通預金のようにいつの間にか、引き出して使ってしまったということは防げます。
コツコツと貯金したいママ向けの預金です。また、子どもの名前で定期預金の口座を作ることもできますので、将来子どもが必要とするときに使えるよう小さいころから定期預金に預けることもひとつの方法です。
定期預金開設のメリット&デメリット
定期預金は引き出しにくく貯めやすいことが最大のメリットです。またボーナス時期などに定期預金キャンペーンが実施されることがあり、金利優遇やポイント優遇、キャラクターグッズをもらえるなど特典が得られます。
定期預金の主なデメリットは、原則として中途解約や一部解約ができないことです。
中途解約ができても、例えば100万円の定期預金を満期前に10万円だけ引き出したいとき、100万円の定期預金全額が中途解約となります。
中途解約すると金利が下がる金融機関も多く、当初予定の利息が受け取れなくなります。毎年10万円引き出すと決まっている場合は、1年定期で10万円、2年定期で10万円、3年定期で10万円のように分割して預けることも考えておきましょう。
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