犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第8回目は、5歳の女の子と2歳の男の子、
3匹の猫たちと暮らす
ayaneko*(アヤネコ)さんです。
ユズ(ラグドール)と息子のナギ。掴まれないよう、逃げながら様子見をするユズ。
写真が趣味だというayaneko*さん。美しい写真と、仲の良い姉弟と寄り添う猫たちがかわいらしく、幸せな家族の様子が伝わってきます。そんなayaneko*さんにうちのこのベストショット、猫と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。
ayaneko*さん プロフィール
北海道在住。
2人の子どもと3匹の猫たちを育てる、30代のワーキングマザー。猫を飼い始めたことをきっかけにInstagramを始める。結婚して子どもが産まれ、さらに写真を撮ることが楽しくなり、趣味になりました。使用カメラはCanon EOS kiss X6i、Sony α5100、iPhone6。
Instagram:
@kinagi_sa.ay16、
@ayacha16(赤ちゃんの頃)
■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!
・キィちゃん 5歳
・ナギくん 2歳
・ライムくん 7歳 ラグドール
・みかんくん 6歳 マンチカン
・ユズちゃん 6歳 ラグドール
今ハマっているプリキュアやプリンセスのポーズを決めることに余念がない5歳になったキィと、なんでもネェネの真似をしては付いて歩くナギ。
キィは小さな頃から何に対しても物怖じせず、人見知りもなく、毎日活発に転げ回っているおてんば娘。
ナギはネェネが大好きな、甘えん坊の弟。ネェネに毎日鍛えられているからか、だんだんやんちゃになってきている今日この頃です。
私が独身のときに猫を飼いたいと思い、ペットショップから初めて迎えたのが
ライム(ラグドール)です。その後、仕事で遅くなるので兄妹にと迎えたのが、
みかん(マンチカン)と
ユズ(ラグドール)。
イケニャン王子? 子供たちがいないときはこんな甘え顔でスリスリ。ラグドールの「ライム」。
ライムは“構ってちゃん”の甘えん坊。みかんはゴーイングマイウェイ。ユズはツンデレ女子。そんな性格の3ニャンです。
腎不全で闘病中のマンチカンの「みかん」。体調が良いときはこうやって遊ぶのも大好き。ごはんの食べムラがあるのが心配の種。
唯一の紅一点。ラグドールの「お人形みたいな」という名前の由来のとおり、ほんとにおっとりノンビリして動きもスローなことが多い「ユズ」。
【ママに質問!】
1:愛猫たちとは、いつから一緒に暮らしていますか?
ふわふわのユズ枕。動き出す前はあまり怖がらずにいてくれたニャンコたちも、動き出したときから今でも相変わらず逃げ回っています。
3匹とも、子どもが産まれる前から一緒に暮らしています。キィを始めて家に連れて帰ったとき、我が家のニャンコたちは、
「なんなんだ、この生き物は?!」というような表情で、ビクビクしながら覗き込んだり、そっと匂いを嗅いだり、泣き声を聞いてはパニックになったりしていました。
ストレスを与えているかな…? と、申し訳ない気持ちになりましたが、「これから先、一緒に暮らしていく妹だよ」と、少しずつ慣れていってもらえるよう、最初は
部屋を別にしたりもしました。少し時間はかかりましたが、だんだん猫たちの方から寄って来てくれることも。
ただ、娘が動き出すようになると、いちばんビビりのライム(ラグドール)は逃げ回り、ユズ(ラグドール)もなるべく触られないようになりました。
左がライム(ラグドール)、右がみかん(マンチカン)。ライムはまだ少し距離があります。
みかんだけは、娘が来る前と同じように過ごしていました。いまでもそれは変わりません。息子の時は2回目だからか、初めて家に連れて帰った時から、あまり気にしていない様子の3ニャンでした(笑)。
ナギが生後2ヶ月の頃。赤ちゃんが温かいからか、寄り添って寝ています。
【ママに質問!】
2:愛猫たちに「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか?
一人目のときには初めての育児にいっぱいいっぱいで、最初の何ヶ月かは、なかなかニャンコたちの方にまで気が回らない時期がありました。
子どもが寝るとすりすりしてきてくれ、寂しい思いをさせていると感じることがあり、スキンシップはもちろん、遊んであげたり、ニャンコたちとの時間を設けることで、私自身も
癒される時間となっていました。
オヤツを食べる母を見上げるおチビーズ。あげたいけど、2人とも食べれないよ?(笑)
【ママに質問!】
3:猫たちと一緒に暮らしながら子育てをしていて、幸せを感じるのはどんなときですか?
子育てはいいことや楽しいこともある一方で、悩むことや大変なことも、毎日のようにたくさんあります。でも家の中で、家事の合間や悩んでいるときに、
側にいてくれるだけで本当に癒されます。ニャンコたちを撫でて抱いて寝るだけで、とても幸せな気持ちにしてくれます。
いつもではないけれど、寝ているところに寄り添うのは今も健在。温かいからなのか、甘えてるのか、それは本ニャンのみぞ知る!(笑)
【ママに質問!】
4:猫たちと暮らすことで、お子さんたちにどんな影響があると思いますか?
赤ちゃんの頃から一緒にいて、最初は力任せに引っ張ったり、叩いたりしてしまっていました。でも成長とともにやさしく撫でられるようになったり、私の真似をして声をかけたり、いろいろなことに気がついて、いつの間にか、大切な「家族の一員」として、ニャンコたちと接するようになっていました。
ミス(みかんの愛称)とナギは、おチビ同士仲良しです。
みかんは2016年の冬に
腎不全が見つかり、闘病しながら毎日過ごしています。病状がよくなかったときに、4歳だった娘が「ミス(みかん)しんだらやだー!」と泣いたことがありました。私が悲しんでいたこともあり、余計に悲しくなったとは思いますが、それでも猫たちのことをしっかり
家族と感じてくれているんだなと、嬉しく思ったことを覚えています。
chu♡ ねこの挨拶は鼻をくっつける親愛の証。子供たちにもちゃんと鼻チューからのペロペロしてくれるように。
ごはんをあげたり、お水を替えたり、子どもたちにしてもらうこともあります。何度もしているうちに、ニャンコがアピールしてるときは、自分たちで気がついて、「水ほしいの?」と聞きながら、入れてくれることもあります。
【ママに質問!】
5:猫と暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか?
みかん(マンチカン)と一緒にお散歩するキィ(左)とナギ(右)。家の周りでときどき一緒にお散歩します。子どもたちも「ミス(みかん)あっちいったよー!」と、ちゃんと監視してくれます。
一般論にはなりますが、動物への愛情、
やさしさを育むことができることだと思います。実際に一緒に暮らしていて、子どもたちも私がするようにニャンコを愛でる姿を見ていると、やっぱり動物への愛情が育っているなと感じます。
【ママに質問!】
猫と暮らしたい! と考えているママさんに伝えたいこと
一緒にあそぶと何倍も楽しいね。
「猫ちゃんたちは、キィやナギよりも小さくて弱いから、やさしく大切にしてあげてね」といつも言って聞かせています。子どもたちが大きくなり、動きも激しくなってきて、二人で転げ回るように遊んでいるので、下にいる猫たちの足を誤って踏んでしまったり、蹴っ飛ばしてしまわないように、いつも気をつけています。
動物を飼うということは簡単ではありませんが、それ以上に幸せを運んでくれます。癒し効果は絶大ですよ。
▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ
「みーんなみんな、大好き♡♡」
ayaneko*
ayaneko*さん、ありがとうございました!
いぬねこ うちのこ。