連載記事:パパママの本音調査
人生100年時代の老後をどう生きる? 76歳以上でも働きたい人は●%【パパママの本音調査】 Vol.245
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厚生労働省の「平成29年就労条件総合調査」によると、79.3%の会社の定年が60歳ということがわかったそう。「人生100年時代」などといわれる今、定年後の40年をどう生きるかも考えなくてはいけなくなりました。そこで、パパママ世代に何歳まで働きたいかを調査してみました。
Q.高齢化社会!あなたは何歳まで働きたい?
1.〜50歳 11.9%
2.〜55歳 4.6%
3.〜60歳 19.3%
4.〜65歳 27.3%
5.〜70歳 18.1%
6.〜75歳 7.5%
7.76歳〜 11.4%
もっとも多いのは〜65歳で27.3%という結果になりました。次に多いのが〜60歳。この2つを合計すると46.6%となり、約半数の人が、56〜65歳までの10年間を定年の時期と考えているようです。一方で76歳以上でも働きたいという人も10%以上いました。
■早めにリタイアして、趣味や旅行に時間を使いたい!
経済的な理由がなければ、今すぐにでも働きたくない人や60歳前にリタイアを希望する人もいました。
今の仕事がつらいと思っている場合は、長く続けるのは難しいかもしれませんね。
「今ももう働きたくない。生活のために、教育費のために仕方なく働いている。旦那の給料だけじゃやっていけない」(千葉県 40代女性)
「仕事も家事からも解放されなくて、子育てが終わるころには親の介護も始まり、もうくたくたです。自分が歳をとったあとくらい、休ませてください」(千葉県 40代女性)
「できれば働きたくない。子どもとの時間を大切に過ごして、友だちとお茶したりして楽しく! 老後は旦那とふたりで旅行とか行きたいなー。嫌いな仕事ばかりして、一度きりの人生を終わりにしたくない」(宮城県 40代女性)
「『労働は最大の暇つぶしである』って昔のえらい人が言ったらしいけど、早めにリタイアして、趣味や旅行に時間を使いたいです」(滋賀県 40代男性)
「年金問題もあるし、働けるうちは働くべきなんでしょうが、基本的に働くのが好きではないので、許されるなら自家菜園でもしながら、のんびり生活したいです」(千葉県 40代女性)