連載記事:パパママの本音調査
子どもの生活習慣で気になること1位は…?【パパママの本音調査】 Vol.277
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子どもの生活習慣で「ここをもっと改善したい」と思うポイントについて、パパママ世代に調査をしてみました。現代ならではのメディア接触に関する問題が多くあがってきました。
Q.お子さまの生活習慣で一番気になっていることは何ですか?
1.早寝早起き 18.9%
2.食生活のアンバランスや偏食 18.8%
3.食事の時間や回数 1.9%
4.運動不足 8.2%
5.排便習慣 3.0%
6.テレビやゲーム、スマホの使用時間 42.1%
7.その他 3.3%
8.特にない 3.7%
もっとも気になっている生活習慣は、やはり
テレビやゲーム、スマホの使用時間についてでした。ついで、早寝早起きなどの睡眠習慣と偏食などの食生活についてがランクインするという結果になりました。子ども時代の習慣が大人になっても影響する可能性を考えると、親がめんどうをみてあげられる今こそ、見直しをしたほうがいいのかもしれません。
■メディア接触の中でもスマホの利用時間が悩み
最近では中学生からスマホを持つのが当たり前になりつつあります。でも、一度持たせたら最後、際限なくずっと使ってしまう子どもが多く、親たちは困っています。時間制限のフィルターを付けたり、親子でルールを決めてから持たせるようにしたいですね。
「テレビやゲーム、スマホの使用時間です! 子どもにスマホって本当に必要なんでしょうか? 生活が乱れることが目に見えています」(滋賀県 30代女性)
「長女には中学を卒業するタイミングでスマホを買い与えました。高2になった兄もスマホに買い換えました。すると、かたときも離さず持っています。長女はお風呂に入るときも、フリーザーバッグにいれて使っている状態。完全に依存症?」(鳥取県 40代女性)
「ゲームへの執着がすごい」(千葉県 30代女性)
「スマホですね。もちろん便利な面もありますが、常に他人のことを気にして、自分自身と向き合う時間がないことや、友だちのタイムラインなど、どうでもいいものばかり見ているのが気になっています。新卒採用面接をしていても、最近気になることなどを聞くと、以前は世界情勢などが挙がってきたのですが、いまは友だちのことなど身近なことばかり」(神奈川県 50代男性)
「高校進学と同時にスマホをもたせたら、案の定ずっと友だちとLINEしています」(滋賀県 40代女性)
「スマホ。帰ったらずっと離しません。
きちんと時間を決めてと約束していたはずが、いつも間にか守らないように。勉強する時間も遅くまでずれ込むし、寝るのも遅くなり、起きるのもやっと。悪循環で体も疲れている感じです。対策を考えねば!」(福島県 40大女性)