『未来のミライ』、育児のやりきれない感情がリアルなママに寄り添う物語
■時空を超えて届く、過去からのメッセージ!?
© 2018 スタジオ地図
「仲良くできないの」「好きくない」と、ミライちゃんを妹だと受け入れることができずにいるくんちゃんの前に、ある日あらわれたのは、セーラー服を着たミライちゃん。
そして未来のミライちゃんに連れられて、くんちゃんは時間を超えた“家族の物語”へと旅立ちます。
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不思議な冒険の中で、くんちゃんは幼い頃のお母さんや父の面影を宿す青年と出会い、さまざまな経験を通して“お兄ちゃん”になるための一歩を踏み出します。
一方で、くんちゃんの旅を通じて私たちが思い起こすのは、自分が子どもだった頃に抱いていた両親への思い。映画を観ると、過去の自分からのメッセージが、時空を超えていま、親となった自分自身に届いたような感覚を味わうことができるのです。
■家族がもっともっと好きになる、すてきなひとときを
© 2018 スタジオ地図
物語を彩るのは、主人公のくんちゃんを演じる
上白石萌歌をはじめ、ミライちゃん役の
黒木華、おとうさん役の
星野源、おかあさん役の
麻生久美子、さらには
吉原光夫、
宮崎美子、
役所広司に
福山雅治という豪華声優陣。
温かな声と圧倒的な映像美を有する『未来のミライ』は、4歳の男の子が繰り広げる冒険を軸としながら、怒りたくないけど怒ってしまう、わかっているけど後回しにしてしまう…自分を責めながらも必死に育児をがんばるママ・パパに寄り添う物語でもあります。
夏休みの思い出に、ちょっぴり成長した“お姫様や王子様”の手を引いて、映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか? 幼少期に思いを馳せたり、産み育ててくれた両親に会いたくなったり、わが子を「もっともっと愛したい」と思ったり。きっと、家族を思うすてきなひとときが過ごせるはずですよ。
映画『未来のミライ』
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ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
監督・脚本・原作:細田守
作画監督:青山浩行 秦 綾子
美術監督:大森 崇 高松洋平
音楽:高木正勝
オープニングテーマ・エンディングテーマ:山下達郎
公式サイト:
http://mirai-no-mirai.jp
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