人と目を合わせるのが苦手 この状況から抜け出すには?【心屋仁之助 塾】
そして、かなさんの周りの方は、本当にかなさんのことをバカだと思っているのでしょうか?
もしかしたら、周りの人が言った何かの言葉を、かなさんが「バカにされた」「きっとバカだと思われたに違いない」と受け取ってしまったのかもしれません。そして、それが本当にそうなのかどうかは、確かめられないでいるのかもしれません。
相手がはっきりとした言葉では言っていないのに、「私は周りに○○と思われているに違いない」と思ってしまうとき。
それは、かなさんご自身が自分のことを
「私ってバカだなぁ」
「私って、周りにバカにされて当然の人間なんだなぁ」
「そんな自分はダメだなぁ」
と思っているということです。
周りの人が全員、同じように思っているとは限りません。
かなさんが、今の状況を抜け出す鍵になるのは、「隠している」「言わないでいる」「知られないようにしている」ご自身の思い込みを、口に出してみることだと思うのです。
一度練習がてら、次の言葉を言っていただけますか?
「私、自分に自信がないんです」
「私、周りにバカにされているって思っているんです」
「私、周りにどう思われているか、ビクビクしちゃうんです」
「私、本当は、周りの皆さんとうまくやりたいんです」
「私、バカにされているかもと思って、何をするにも今怖いんです」
言ってみて、どんな感じがするでしょうか。
そして、次の言葉も言ってみてください。
「私、思い込みが激しいんです」
「私のこと、バカにしていますか?」
「私、仲間に入りたいんです」
「私って、なんでこんなにバカなんでしょう」
おそらくこれらの言葉は、これまでかなさんが口にしてこなかった言葉かもしれません。書いてあるとおりに口に出すと、心がザワザワしてしまうかもしれません。周りの人に実際に言おうなんて、そんな気にはなれない言葉かもしれません。
最後に、こちらの言葉をかなさんにプレゼントしますね。
「私の感じていることを、周りに知られてもいい」
「私の感じていることを、周りに知られても大丈夫だ」
「バカな私が、周りに受け入れられてもいい」
「私、バカって思われていないかもしれない」
自分の感じていることを隠さなきゃ…と思うと、周りとのコミュニケーションはとりづらくなります。
「自分の感じていることを知られてもいい」という許可を、ぜひご自分にあげて、自分の口を通して話せることを増やしていきましょう。応援しています。
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(編集/外山ゆひら)
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