断捨離に失敗する人「物が捨てられない…」もしかして“思い込み”が原因?【心屋仁之助 塾】
2. 親の価値観にしばられ「捨てる=もったいないと感じる人」
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捨てようと頑張っても、「本当に捨てていいのだろうか…」という、なんともいえない“罪悪感”を感じることはありませんか?
突然ですが、あなたのご両親は、物を躊躇(ちゅうちょ)なく捨てられる人でしたか? それとも、必要ない物でも「もったいない」と取っておく人でしたか?
実は「捨てる」という行為においても、無意識のうちにかなり親の影響を受けています。ご両親も同じく、そのまたご両親の影響を受けています。
私たちの親や祖父母は、今より物がない時代を経験した人も多く、「捨てる」=「もったいない」と教えられてきました。
そして、その親の影響を受けた私たちが捨てようと思うと、頭の中のお母さんに「ダメ! もったいない!」と注意される人もいるでしょう。
しかし、今は物がたくさんあふれている時代。コンビニエンスストアのお箸やお手ふきなど、日々タダ同然で手に入る物もあります。
そして、50年前と今では「快適な生活」のイメージもかなり違っています。今の時代を快適に生きていくためには、今の時代に合う価値観を取り入れることが大切。
そのためには、親に昔から言われてきた「価値観」を捨てることも必要になってきます。
3. 断捨離を後悔…「失敗を許せない人」
片づけで悩まれてる方の中には、失敗を恐れて「失敗しないように」という基準で物事を考える“思考の癖”を持っている方も少なくありません。
これは、世の中のすべてに通じることですが、片づけも、捨てる行為も、チャレンジをすれば必ず「失敗」が起こる可能性があります。
しかしながら、失敗を覚悟しなければ、成功に出会うこともありません。
断捨離にチャレンジをすれば、失敗も起こる。頑張って、思いきって捨てたのに、「やっぱり必要だった」「捨てなきゃよかった!」。そんな思いをすることもあるでしょう。
でも、そんな時に自分を責めず、自分のチャレンジをほめてあげることができたら、必ず次の行動につながっていきます。
捨てることで、ぜひチャレンジの練習をしてみてください。そして失敗した時こそ、自分にやさしく「チャレンジできてえらかったね!」とはげましてあげてください。
その練習は、お部屋だけではなく、あなたの人生をもきっと豊かにしてくれることでしょう。「思い込みのブロック」をはずして、お部屋スッキリ、心地よい人生を歩んでいきましょう。
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(編集/外山ゆひら)
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