性格の不一致「夫と合わない…」ずっと仲良くできる?
■結婚生活で大事なのは「好きなもの」より「嫌いなもの」
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実は、夫婦関係で大切なのは、「好きなもの」ではなく「嫌いなもの」。夫となにもかも合わなさすぎて、たまに不安になってしまう人もいるでしょうが、「好きなもの」が違っても「嫌いなもの」が同じなら良いのです。
例えば、夫は野球観戦が大好きだけれど、自分はサッカーのほうが面白い。好きなスポーツは違うけれど、互いに共通しているのは「試合に熱くならない人なんて信じられない!」という気持ち。このように嫌いなもの、苦手なものが同じであれば、夫婦生活に深刻な問題が生じる可能性は低いといえるでしょう。
それに、あなたが「夫と合わない」と感じているということは、ある意味、夫の好みを認めているということでもあります。好みが合わなくても「互いに干渉しない」というスタンスをもって、互いを認め合っているということです。
もし、夫もしくは妻が「私の好きなものは、妻(夫)も好きなはず」と思い込んで行動し、一方を無理やり付き合わせているとしたら、そのほうが問題です。
それぞれの好みを認め、自由にのびのびとやらせてくれている=自分を大切にしてくれているということではないでしょうか。
それに、夫婦で生活している中で、好みが合う・合わないというのは、実はほんの一部であって、すべてではありません。例えば、子どものことを相談するとすぐに解決策をたててくれる、自分の両親にさりげない気配りをしてくれるなど、毎日、目にしている夫の行動や言動を尊敬できたり、信頼できたりするところはありませんか? こうした相手の美点を意識することが、より良い夫婦関係作りには大切でしょう。
「夫と合わない」ことが気になる人も多いでしょうが、長い長い結婚生活では、無理に互いを合わせる必要はありません。それぞれを認め、快適な距離感を探していくことが、より良い夫婦関係を続けていく秘訣といえるでしょう。
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