■キッチンの収納アイデア
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キッチンには、調理器具から調味料まで、サイズも形もさまざまなものが混在していますよね。しかも数が多く、家庭によっては収納スペースが狭く限られていることも多いでしょう。
そんなときには、100均グッズが役に立ってくれますよ。今回は、100均グッズを使ったキッチンの収納アイデアを9つご紹介します。
▼シンクの下は突っ張り棒でデッドスペースを有効活用
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キッチンの中でも、とくに収納に困りがちなのがシンク下のスペース。水道管が通っているのが邪魔で、うまくスペースを活用できていなかったり、引き出しタイプだと深すぎて物が取り出しづらかったり…。
そんなときに便利なのが突っ張り棒なのです。デッドスペースになりがちな上のスペースに突っ張り棒を設置すれば、凸凹して重ねづらい鍋蓋も、スッキリと並べられます。ほかにも、ラップやアルミホイルなどの長いものも並べて置いてもいいですね。
▼ガラス瓶ですっきりと収納
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一目で中身を確認できるガラス瓶を使えば、スッキリおしゃれに収納できます。100均には、さまざまなデザインや大きさのガラス瓶が豊富にそろっていますよ。スプーンやフォークを立てて入れておけば、表に出していてもおしゃれに見えるので見せる収納にぴったり。
大きめなガラスジャーには、クッキーやシリアルなどのお菓子類を入れておいてもかわいく見えます。また、スパイスやハーブ類を入れて、冷蔵庫に保管しておくのもおすすめ。取っ手が付いているので、取りやすさもバッチリです。
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▼アイアンバーで引っ掛ける収納
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100均の「アイアンバー」を利用すると、まるでカフェのようにおしゃれな収納が簡単お手軽にできます! 見せる収納は、収納スペースが限られているキッチンにおすすめ。
キッチンの壁にそのまま取り付けるだけで、よく使うおたまやフライ返しなど、調理器具を吊り下げて収納できます。また、塗装したベニヤ板と組み合わせると、おしゃれなスパイスラックのできあがり。ボトルや瓶のサイズに合わせて好きに調節して作れるので、使い勝手もバツグンです。
▼仕切りを作ってキッチンの引き出しもすっきり
システムキッチンなどに備え付けられていることが多い引き出し。細かいものから大きなものまで収納できるスペースではありますが、散らかってしまいがちでもあります。
そんなとき、きれいに整理するために必要なのが仕切り。細かいキッチンツールをまとめるのであれば、浅い引き出しに仕切りを付けて収納するのがおすすめです。
▼ファイルケースでフライパンを収納
重ねづらいフライパンの収納は、デッドスペースを生んでしまう原因にもなりがち。「フライパンを取り出したことで調理器具の雪崩が起きちゃった!」なんて経験のある人もいるのではないでしょうか。
そんなフライパンの収納に役立ってくれるのは、なんと「ファイルケース」なんです。ファイルケースを使えば、かさばってしまうフライパンも、立てて収納することが可能に。また、持ち手が上を向いているので、取るときもサッと出せますよ。
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▼調味料入れはシールでアレンジを
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調味料や洗剤などをそのまま使うのではなく、詰め替えボトルに入れ替えてインテリアになじませて使うのが流行り。また、その詰め替えボトルに、おしゃれなラベルシールやタグを貼って、おしゃれにするのも人気です。
100均には、アレンジにぴったりなラベルシールも勢ぞろい。元から調味料の名前が記載されているものもあれば、自分で用途に合わせて書き込めるタイプまでさまざまです。既製品の調味料の入れ物のままだと、形が独特でかさばってしまうものも、統一感のある入れ物に替えてシールでアレンジすれば使いやすくなりますよ。
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▼冷蔵庫にはバスケットや容器を
冷蔵庫は、日々食材が増えたり減ったりと変化が激しく、ごちゃごちゃにしてしまいがちなスペース。「奥にしまった食材を忘れていて無駄になってしまった…」なんてこともありますよね。
そんな冷蔵庫の収納に役立ってくれるのが、中身が見えるタイプのバスケットなのです。デッドスペースを作らないために、しっかりと採寸してバスケットのサイズを選ぶことが重要。これならどこに何が入っているのかわかりやすいですよね。
また、取っ手がついているので、奥にしまっているものでも取り出しやすくなります。
▼フライパンや鍋の蓋はワイヤーネットで収納
100均のワイヤーネットは、DIY収納の強い味方とも言える便利グッズです。使うものは、ワイヤーネットと鍋蓋ラック。この2つを組み合わせて、シンク下の収納スペースの扉に取り付けちゃいましょう。そうすることで、スペースを生かしたフライパンや鍋の蓋の収納ができちゃいます。
ワイヤーネットを取り付ける際は、扉裏にねじ式フックを2箇所固定して取り付ければOK。もし「賃貸で穴が開けられない」という場合には、高耐荷重のはがせる粘着フックを利用するといいでしょう。
▼常温の食材は紙袋で収納
常温で保存する野菜などの食材は、クラフトバッグに入れてまとめておきましょう。専用の紙袋でなくても、100均でよく売っている紙の手提げ袋をリメイクすれば、簡単にストックバッグが作れます。
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好きな柄のものを選んで、持ち紐を切り取り、上部の両端に切り込みを入れたら一度折り返します。持ち紐が通っていた場所が気になる人は、麻紐を通せばきれいにリメイクできますよ。これを覗けば、一目で残量が確認できるので便利でしょう。
■クローゼット・洋服の収納アイデア
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季節ごとに使うアイテムも変わり、その度に整理整頓が必要になるクローゼット。日頃からしっかり収納できていないと、衣替えのたびに大掛かりな作業をしなければいけなくなってしまいます。また、日頃から気をつけていないと、とくに散らかりやすい場所でもありますよね。
そんなクローゼットや洋服の収納アイデアを9つご紹介します。
▼仕切りケースで種類別に収納
タンスの中の洋服は、重ねて入れていると、何がどこに入っているかわかりにくいですよね。奥に入っているものを取り出そうとすると、全部ぐちゃぐちゃになってしまうことも…。
そんなときに役立つのが、仕切りケース。引き出しの中へ入れて、種類別に洋服を分けて収納しましょう。
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仕切りケースを使えば、洋服を立てて入れられるので、何がどこに入っているのか一目瞭然。散らばりがちな靴下などの細かいアイテムも、仕切りの中だけで完結します。
▼脱いだ服はかごに入れるだけで生活感ゼロ
疲れて帰宅したあとに、脱いだ服を片付けるのってめんどくさいですよね。脱ぎっぱなしの服をソファや床に置いてしまい、気がついたら部屋中に散乱していた経験はないですか?
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そんなときは、入れる場所だけでも固定してしまえば、生活感がなくなっておすすめ。100均には、おしゃれなかごやストレージボックス、ランドリーボックスがそろっています。
▼Sフックとワイヤーラティスで子供用の収納スペース
Sフックとワイヤーラティスを組み合わせれば、壁面に収納スペースが作れます。クローゼットの扉の内側に設置すれば、外から見えません。見える場所に設置しても、インテリアのように見せられます。
また、Sフックの数を増やせば、かける場所を増やせるメリットも。カゴを組み合わせることで、細かいアイテムも散らばらずに1箇所にまとめておけます。
子ども用の小さいアイテムは散らばりがちなので、場所を決めて1箇所に収納するのが、スッキリしたクローゼット作りの第一歩ですよ。
▼突っ張り棒でハンガーラックをつくる
クローゼット収納がいっぱいになってしまったときに便利なのが、ハンガーラック。そうはいっても、市販されているものはパイプ製が多く、数千円するものがほとんど。高くて購入をためらってしまうこともあるでしょう。
そこでおすすめなのが、100均のグッズを使ったDIYハンガーラックです。材料費も安く、サイズも自由に調節できます。突っ張り棒とすのこを組み合わせるだけのDIYハンガーラックは、お手軽でおすすめですよ。
▼引き出しにはブックエンドで洋服が倒れない
本を倒れないようにしてくれる「ブックエンド」。実は、収納にも役立つ便利なアイテムなんです。
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引き出しの中の洋服は、取り出しやすいように立てて入れていても、1つ引き出すと中に残ったものが崩れてしまいますよね。そこで、洋服の仕切りがわりにブックエンドを使うのです。引き出すたびに中でぐちゃぐちゃになってしまうのを防いでくれますよ。
また、カテゴリーごとの仕切りにもなるので、どこに何があるのかわかりやすくなりますね。
▼ディッシュスタンドでベルトを収納
意外と収納に困るアイテム、ベルト。ついつい出しっぱなしになってしまっていませんか?
そんなベルト収納に役立ってくれるのは「ディッシュスタンド」。本来はお皿を立てておくためのアイテムですが、ベルトをかけるのに役立ってくれるんです。
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使い方は簡単。クローゼットの内側や壁面に取り付けましょう。あとは、ベルトの輪っか部分を出っ張りにかけて収納するだけ。どのデザインのものがどこにあるかも一目瞭然ですよ。
▼ウォールポケットでネクタイやタイツの収納
タイツの収納ってみなさんどうしていますか? 1カ所にまとめていると、パッと見て似たようなデザインのものが多く、「履きたいものがすぐ見つからない」なんてことがありますよね。
そこで活用できるアイテムが「ウォールポケット」。本来お気に入りのアイテムなどを入れて、見せる収納として壁に飾るために使われることが多いですが、今回はネクタイやタイツ収納に使いましょう。
クローゼットの裏側など、人目につかないところに設置して、あとはポケットの中にタイツを入れていくだけ。
▼靴はシューズケースで収納
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家族全員の靴が靴箱に収まりきる状態が理想ではありますが、人数が多いと難しく、賃貸だと靴箱自体が小さいこともありますよね。そんなときは「シューズケース」を使いましょう。100均にも機能的なシューズケースがあるんですよ。
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キャンドゥで販売されているシューズケースは、半透明で中に入っている靴が一目で分かる優れもの。前開きになっているので、わざわざ箱を取り出さなくても、その場で靴だけ取り出せるのです。
▼ロングブーツはフックにかけるとすっきり収納
ロングブーツは、自立してくれないと形が崩れてしまい、かさばってしまうアイテム。しっかりと通気性を確保してあげないと、すぐにカビてしまうのも厄介ですよね。
そんなロングブーツは、フックで吊り下げて収納しましょう。吊り下げて収納することで、型崩れも防げますし、通気性も確保できるのでカビ対策にもなります。また、スペース確保にも役立ってくれるので、スッキリと収納できますよね。インテリアとしてもおしゃれに見えるのでおすすめです。