愚痴や悪口ばかりの夫にうんざり…気持ちが負けてしまいそう【心屋仁之助 塾】
しかし、対外的に“良い人”でいる分、“ネガティブな自分”は抑え込み、外で出さないようにしてきたのかもしれません。
人は誰でも、コインの裏表のように2つの面を持った自分がいます。明るいところもあれば、暗いところも持っている。笑顔でいたいときもあれば、ため息をつきたいときもある。両方があってバランスが取れるのです。
どちらかに傾きすぎている場合、身近な人を介して、自分が抑えこんできた面に気づこうとする心理が働くケースも少なくありません。
ご主人の嫌な言動を見聞きした際、一度試しに「私だって、あれをしてもいい」「彼のような言動をしてもかまわない」と自分自身に許可を与えてみてください。そうすることで、相手のネガティブさに負けないメンタルを育んでいくことができるかもしれません。
そして抑えこんでいる言葉たちを、ひとり言でかまわないので口に出し、“心のデトックス”をしてみましょう。
「また悪口!? もう聞きたくない、うんざり。私はあなたのお母さんじゃない」
「私も主人のように、いつも人の悪口、不平不満を言ってもいい」
「私は烈火のごとく怒ってもいい」
「私は人前でため息ばかりついてもいい」
「私が聞きたくない話は、途中で席を立ってもいい」
「私も主人のように、マイナスな言動ばかりしてもいい」
「私もああいう言動をして、相手に不快な思いをさせてもいい」
いかがでしょうか?
さらに可能であれば、あえてご主人と同じ言動をしてみるのも一案です。ご主人が悪口を言い始めたら、ももこさんも悪口や不平不満を言ってみる。ご主人がため息をついていたら、ももこさんもため息をついてみる…。
ネガティブな言葉がどれほど聞き手のエネルギーを奪うか、ご主人も身をもって知ることでしょう。
ももこさん夫婦の幸せを願っています。
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(編集/外山ゆひら)
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