「あの人、何歳くらいだろう?」普段の生活でなにげなく顔を合わせるあの人の年齢、気になったことはありませんか?特に女性は、結婚、出産をきっかけに新しい世界にデビューしている人も多いでしょう。子どもの学校や保育園など、そこで新たに出会う人の年齢も仕事もばらばらに入り混じっているはず。コミュニケーションはしたいけれど、どんな話をしようか、自分と相手に共通点はあるのかな?と困ることも…。
©Alena Ozerova - stock.adobe.com
その際に、一つネタとしておすすめするのが、自分や相手が「何世代か?」ということです。「世代」とは、例えば、「アムラーファッションが流行った時、学生だった」など、同じ時代に同じような年齢で過ごした人たちは、当時18歳でも、14歳であっても、共通の体験が多いことから『同世代』となります。
年齢で人を判断する時代でもないものの、例えば「年が近い」という事実が判明しただけで「高校生の頃はポケベル持ってたよね~!」なんて、同じ時代の話で盛り上がり、初対面の人であっても親近感を覚えることってありますよね。反対に、「私、小学生の頃から携帯持ってました」と、衝撃! の事実を突きつけられ、昭和生まれの自分とは育った環境がまったく違うんだなと思いつつも、逆に「物心ついた頃から携帯があるって、一体どんな感覚なんだろう?」と、興味が湧くこともあるかもしれません。
年齢も、職業も、家族構成も、十人十色、様々なスタイルを持っている中でも、誰もが経験してきた青春時代の中には必ず共有できる話があり、それは会話のネタとして大変盛り上がります。
「◯◯さん何歳ですか??」と聞くことはなかなか難しいものの、「何世代ですか?」と、聞くと、思わぬ共感や発見が得られるかもしれません。
さて、早速ですが、あなたは何世代?そして、あなたの周りの人は何世代?
下記は、22歳~47歳の年齢を、4つの世代に分けたチェックボックスです。当てはまる数が多ければ多いほど、あなたはその世代の確率が高いと言えます。まずは、あなたがどのくらい当てはまっているかをチェックしてみましょう。
無理せず今を受け入れる【団塊ジュニア世代】
□学生時代、20代の頃に「渋カジブーム」を経験した
□ポロ・ラルフローレンのポロシャツが思い出のファッションアイテムだ
□朝シャンブームを経験した。憧れのヘアスタイルはさらさらヘアだった
□白、ベージュ、ネイビーや、シンプル&ナチュラルなテイストのファッションが好き
上記にあてはまるものが多かった場合、あなたは団塊ジュニア世代の可能性が…!
団塊ジュニア世代とは1971年~76年生まれの人たちのことを指します。学生時代は、BEAMSなどのセレクトショップや、シンプルなテイストの無印良品が人気に。ポロ・ラルフローレンの白いポロシャツを定番アイテムとしていた人も多いようです。
社会人になる前後でバブルが崩壊したことから、「就職氷河期」を経験し、苦労した人も…。すぐ上の世代の人たちは、バブリーな暮らしや遊びを謳歌していたにも関わらず、悲しいかなそれは叶わず…団塊ジュニア世代の人たちは「質実剛健」「堅実」な志向を持つ人が多いとも言われています。
トレンドには常に敏感でいたい【プリクラ世代】
□学生時代、ポケベルやPHSを持っていた
□学生時代、ルーズソックスを履いていた
□学生時代、眉毛を細くすることに一生懸命だった
□ミニスカート+厚底スタイルをしていた(もしくは周りにいた)
□モテファッションが流行っていた
上記にあてはまるものが多かった場合、あなたはプリクラ世代の可能性が…!
プリクラ世代とは、1977年~1986年生まれの人たちのことを指します。1990年代、アムラーファッションに代表されるようなミニスカ+厚底など、いわゆる「ギャル」ファッションが誕生。他にもストリート、コンサバなど様々なスタイルが出てきたのもこの頃でした。また、2000年代になるとガングロギャルブームから美白ブームへ、さらには「エビちゃんOL」など、モテ系ファッションも生まれました。プリクラ世代の人たちは、様々なファッションカルチャーをつくりだしたことからも、年を重ねた今もトレンドには常に敏感でいたいと思っている人も多いようです。
「友達親子」のように家族仲が良い人も!【ハナコジュニア世代】
□親はいわゆる「バブル世代」である
□小学生の頃にパソコンデビューを果たした
□雑誌「nicola」が流行っていた
□小学生の頃は、黄色やサックスブルーなどカラフルな服を着ていた
□不本意だが、ゆとり教育世代と言われている
上記にあてはまるものが多かった場合、あなたはハナコジュニア世代の可能性が…!
ハナコジュニア世代とは1987年~91年生まれの人たちのことを指します。「ハナコジュニア」ってどういう意味?と思った人も多いでしょう。この世代の両親は、いわゆるバブル景気を謳歌した「ハナコ世代」(バブル当時に流行していた雑誌『Hanako』から命名)の人たちが多い傾向があります。親から、当時の好景気によるイケイケ話を聞いたことがある人も多いのでは?
ナルミヤ・インターナショナルの『エンジェルブルー』といったブランドが注目されるなどファッションへの興味は小学生の頃に芽生えたという人も。黄色やサックスブルーなど、当時流行していた色鮮やかなお洋服に身をつつんでいたという人も多いかもしれません。
ハナコジュニア世代の人たちは、親と一緒にショッピングを楽しむ、休日を過ごすなど「友達親子」のように家族仲が良い人も多かったりします。
「盛る」よりも「はずす」が大事【LINE世代】
□中学・高校生の頃には『H&M』『Forever21』などの海外系ファストファッションが流行っていた
□森ガール、山ガールという言葉に親しんでいた
□10代後半から、Twitter、Facebook、LINEなど段階的にSNSに親しんでいた
□ファッションの情報収集は、雑誌よりもSNSだ
上記にあてはまるものが多かった場合、あなたはLINE世代の可能性が…!
LINE世代とは1992~96年生まれの人たちのことを指します。物心ついた頃から携帯電話が当たり前のようにあり、LINEやTwitterなどには10代から親しんでいる、SNSネイティブと言われています。30代のプリクラ世代、20代後半のハナコジュニア世代のようにセクシーさやかわいさを全面に押し出すファッションよりも、「ノームコア」スタイルのように、男女限らず着られるユニセックスなデザインの服を好む人が多いのも特徴。また、「盛る」よりも「はずす」ことをコーディネートのポイントとして取り入れる人も多いようです。
LINE世代の人たちは、SNSを使いこなしながらまわりとの関係性を大切にしてきたため、一人だけが目立つような突飛な行動はなるべく避けたいという傾向もあるようです。
次回は、プリクラ世代についてもう少し詳しいお話をお届けします!
スワロフスキー・クリスタル輝くネックレス&ピアス、Snow Man渡辺翔太が纏う