100均グッズで爪ケア「手先からキレイになる」簡単・時短・すきま時間の3ステップ
昔は月イチのネイルサロン通いは欠かせなかったけれど、赤ちゃんがいる今となってはネイルを少しお休み…というママも多いのでは?
ただ、そうはいっても、指先は常にキレイにしておきたいのが女心というもの。「日常のなにげない瞬間に手入れされた指先がふと目に入ってくると、それだけで少し気分が上がる!」という気持ちに共感できる人、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小さな子どもがいてなかなかネイルサロンに行けないママでも、指先を美しく見せられる「自宅での爪のお手入れ」について、ご自身もママであるヘアメイクの森田めぐみさんに聞きました。
お話をうかがったのは…
Hair&Make-up/Nail 森田めぐみさん
フリーランスのヘアメイク。広告・TV・雑誌などさまざまな媒体でタレントやモデルのヘアメイクやネイルを担当。4歳(男の子)と1歳(女の子)の2児の母になった現在は、家事に育児に忙しいママ達のために時短メイク術を日々研究している。
■すきま時間で爪ケアSTEP1:爪切りOK「爪を傷めず長さを整える」コツ
爪切りでバチンバチンと切るのは爪によくない…となんとなく感じていながらも、ネイルサロンのようにヤスリで丁寧に長さを整えるヒマなんて皆無! というママも多いはず。
そもそも爪切りがよくない理由は、カッター部分の断面のカーブが爪のカーブとあっていないがために爪に負荷をかけてしまい、いわゆる二枚爪の原因となってしまうから。
「爪切り自体がNGなのではなく、切り方に気をつければ大丈夫なんです」(森田さん)
爪切りを上手に使うコツは、爪のカーブに沿わせるようにアーチを描きながら、ちょこちょこと少しずつ切っていくこと。そうすれば爪に負荷をかけることも少なく、二枚爪になる心配も軽減します。
切った爪の断面もなめらかなカーブになるため、うっかり赤ちゃんの肌を傷つけてしまう心配もありませんね。
時間があるなら、自宅でもヤスリでケアするほうがベター。ツメに対して45度の角度であてて長さを調整します。往復するとツメが傷んでしまうので、一方向に動かすように
■すきま時間で爪ケアSTEP2:自宅で甘皮ケア「食器洗い直後の“ついでケア”」
ネイルサロンだと、専用のネイルグッズを使い丁寧に甘皮ケアをしてくれますよね。ただ家にはそんなグッズもないし、なんせ時間がない! というママに朗報。
「それなら、普段やっている“家事のついで”に甘皮ケアをしてしまえばいいんです!」(森田さん)
甘皮が「ふやけている」状態のときが、ケアに最適なタイミング。生活シーンのなかだと、ベストなのはバスタイムでの湯船のなか。ただ、赤ちゃんと一緒のお風呂では、そんなヒマがないのが現実です。
そこでおすすめなのが、食器洗いのタイミング。
食器を洗い終わった後のぬれた指先にガーゼをくるくると巻きつけて、やさしく甘皮を押し込むだけでOK。
爪の生え際におさまらない余分な甘皮部分が気になる場合は、眉カット用のハサミなどで切ってもいいでしょう。ただ、皮膚や爪を傷つけてしまう場合もあるため、無理に切り込む必要はありません。ハサミを使う場合は、必ず除菌を。
ガーゼの代わりに綿棒を使ってもOK。綿棒の先をとがらせるとやりやすい!