私は無価値?「頑張っているのに、感謝されない」むなしくなってしまう…【心屋仁之助 塾】



また「感謝されること=自分の価値」ととらえていると、相手からの感謝を感じられない時、自分は無価値のように感じられ、むなしさとなってあらわれてしまいます。

そのむなしさを味わいたくなくて、さらに他人の役に立とうとしてしまう。そうやって「他人に認められるために」と頑張ってばかりいると、それは時に”押し付け”となってしまうこともあります。

そうなると、「これだけ頑張っているのだから、私に感謝してよ」と無意識に相手に強要するような空気を醸し出してしまい、周りの人は嫌気がさしてしまうことも。もしかすると、一番身近なご主人もそう感じた瞬間があったのかもしれませんね。

それを踏まえたうえで、では、これからどうすればいいのか?

まずは「他人のために頑張ること」をやめてみましょう。怖くても、時々は自分のわがままを通してみることです。相手が困ると分かっていることでも、無理をしてまで手伝わない。
そのことで人からそっぽを向かれても、「冷たいね」と言われても、気にしないように努めてみてください。

そして、「相手のためを思って頑張ったから、行動しているから→自分を認めてもらえる」という思い込みを捨てましょう。必要以上に頑張るから、自分より相手のことばかりを優先するから、人に認めてもらえない…ということもあるのです。

行動に移しながら、「私の中にはわがままで冷たくて、自分勝手な部分もあるんだ」「それも私の一部分として、あっていいんだ」と丸ごとの自分を認めてあげてください。

自分を丸ごと認めることができるようになると、他人からどう思われようとも、無価値感やむなしさを感じることが少なくなっていきます。

そのためにも、以下の言葉を何度でもつぶやいてみてくださいね。

「私は人の役に立たなくてもいい」
「冷たい人になってもいい」

完璧な自分ではなくても大丈夫なんだ…ということをひとつずつ体験しながら、「頑張らなくても、ダメなところがあっても、私は愛されているんだ!」ということに気づいていきましょう。

ご主人も含め、周りの人はきっと素のままのモカ次郎さんが見たいと思っているはずです。
モカ次郎さんが気持ちよく生きていけるよう、願っています。

・このカウンセラーのブログ
https://ameblo.jp/hiracchi2014/


(編集/外山ゆひら)




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