夫はウキウキ、妻はイライラ…「24時間ずっと夫と一緒にいるのが苦痛…」
■悪いのは夫ではなかった!「気をまわしすぎる自分」にイライラ
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けれど、そもそも夫は妻に「一緒に家にいてほしい」「料理を作ってほしい」など、こと細かに世話をしてほしいと思っているのでしょうか?
今まで妻がやってくれているので何となくそれが「当たり前」になっていて、妻がそのために「頑張っている」とは思っていないかもしれません。
妻が出かければ「気になっていたあのラーメン屋さんに一人で行ってみよう」「出かけるのは面倒だから、冷蔵庫にあるもので適当に何か作ろう」など、そのときの気分でどうにか食事をすませられるものです。
長時間、夫と一緒にいることで、普段以上に妻が気をまわしすぎてしまっているのかもしれません。夫といる時間を苦痛に感じるのは、それだけ「良い奥さんでいなければ」と思い込み、その
圧迫感に押しつぶされそうになっているのでしょう。
日頃から
我慢していること、小さな不満が積み重なっていて、それが長時間一緒にいることで爆発しかけている可能性もあります。
いずれにせよ、この問題は早期に解決すべきととらえたほうがいいでしょう。
■無理せず夫と楽しく過ごす「試されるのは妻の鈍感力」
夫が長期間家にいると思うと憂鬱になる、イライラし始めてしまう…。そういう人は、もっと細かく具体的に「夫と一緒にいることで、自分は
何にいちばんイライラしているのか?」を突きつめて考えてみませんか?
例えば、
「食事の支度がとにかく面倒」と感じるのであれば、長期休暇中は思い切って
外食オンリーにしてみるのはどうでしょう。軽くすませたいときは。近くのお店で食べたい分だけテイクアウトするのもいいですよね。
「出かけたいのに、夫がダラダラしていてつまらない」のであれば「観たい映画があるけど行かない?」「セールが始まったから買い物に行こう」「体がなまっちゃうから散歩に出ようよ」などと
誘ってみるのもおすすめです(テイクアウトしたものを公園で食べるのもステキです)。
もし
「1人の時間がほしい」と感じたなら、夫や家族と離れて
別室で過ごすのもいいでしょう。あなた1人が出かけても、夫は夫でひとり時間を楽しむ術を持っていて、意外に問題ないことも。
「せっかく夫婦2人ともお休みなんだから、一緒に過ごさなければ…」と無理をする必要はありません。
たいていの場合、あなたが夫に気をつかいすぎているだけ。自分で自分を追いつめているだけなのです。
「たぶん夫は〇〇と思っているはずだから、私はこうしなければならない」の〇〇が、実は
自分1人の思い込みかもしれない…と、まずは疑ってみましょう。
そのうえで一度、
自分がしたいと思うことを行動に移してみることです。そうすれば、夫と一緒に過ごす時間にウンザリ、イライラ…というのは少なくなっていくでしょう。
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