アラサー女子の賢いセールの買い物術! 「若く見られたい」より大切なこと
2018年も残りわずか。
クリスマスやお正月セールを前に、「何を買おうか?」とリサーチしている人も多い頃かもしれません。
© naka - stock.adobe.com
前回お届けした、
『アラサー、ハナコジュニア世代が「女子度が高い」理由は、不況が原因?!』に続いて、今回も、
アラサー世代にフォーカス。ファッションの選び方、買い方ではどのような視点を大切にしているのか? 彼女たちのリアルをお届けしたいと思います。
■ハナコジュニア世代は、流行に流されない!?
© taka - stock.adobe.com
就職のタイミングでリーマンショックなど
不況による影響を強く受けた
ハナコジュニア世代(1987~1991年生まれ・27~31歳位)は、「いつもきちんと女性らしく」という思いを持つ人が他の世代に比べて多い印象です。
「きちんとした」見た目を保つために、ヘアケアやボディケアなど日頃からこまめなお手入れをしている人が多いことが前回ご紹介したアンケートからもわかりますが、ファッションを選ぶ際にも、このことが影響しているようです。
Webアンケートで、ファッションに対してどのような意識を持っているかを探ったところ、次のような結果となりました。
Q.あなたの服の買い方は?
1位 自分好みのテイストのブランドを買う 53.3%
2位 流行に左右されない、長く使えそうなブランドを買う 40.2%
3位 自分のステイタスを高めてくれるようなブランドを買う 18.9%
※伊藤忠ファッションシステム「生活者の気分’18-19」Webアンケート調査より(27~31歳女性・122名が回答)
とくに
「流行に流されない」「自分のステイタスを高めてくれる」ことが、他の世代の女性たちに比べて数値が高く出ていることが特徴です。
■「若く見られたい」より大切にしていることは?
© oliver0723 - stock.adobe.com
では、実際にどのようなものを選んでいるかというと…?
Q.あなたの服の選び方は?
1位 年相応に見えるものを選ぶ 32.8%
2位 トレンドに左右されない、ベーシックなアイテムを選ぶ 30.3%
3位 分相応のものを選ぶ 27.9%
※伊藤忠ファッションシステム「生活者の気分’18-19」Webアンケート調査より(27~31歳女性・122名が回答)
「年相応」であることを第一としている人が多いという結果になりました。
「若く見られたい」といった気持ちよりも、あくまで
「等身大の自分」に見合ったファッションを選びたい気持ちが強いようです。また、「トレンドに左右されない」「長く使えるもの=ベーシックなデザイン」など、定番品を重宝する傾向もあると言えるでしょう。
■「セール失敗あるある」が増える季節! コーデ失敗しないために
© vitchanan - stock.adobe.com
これから、クリスマス、お正月セールなどでショッピングの機会が増える頃。とくにセールなどでは「安いから」という理由でついつい衝動買いをし、買った後で「よく見ると自分好みじゃない…」「手持ちの服とコーディネートしづらいかも…」など“セールあるある”の失敗談もよく聞かれます。
ファッションは、何を身に着けるかによって、自分自身の気持ちも変わり、また、周りの人からどんな風に見られたいかを印象づけることができる楽しさがあります。ご自身の普段の買い方、選び方は何を基準にしていますか? また、周りからはどんな人に見られたいですか?
一年の出来事を振り返ることも多いこの時期。有意義なショッピングを楽しむためにも、一度ご自身のファッション、買い方などをあらためて考えてみるのに良い機会かもしれませんね…!
ハナコジュニア世代ってどんな人たち?より詳しい情報はこちらで読めます!
■
ハナコジュニア世代
伊藤忠ファッションシステム/世代研究ラボ
ルイ・ヴィトン24年クリスマス、アイコンマスコット“ヴィヴィエンヌ”のバッグ「ナノ・ノエ」や財布