2019年6月13日 12:00|ウーマンエキサイト

仕事が忙しい、育休取得なんて無理! 男性の働き方は本当に変えられないのか

目次

・令和時代のママは一歩踏み出そうとしている!
・子育てするパパは、働き方、育児への参加をどうすればいいのか
仕事が忙しい、育休取得なんて無理! 男性の働き方は本当に変えられないのか

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日本では共働き世帯が増え、子育ても女性ばかりではなく男性も参加しようという声が聞かれるようになってきました。でもその実態は、いまだに家事育児は女性主体で、夫は「家事は手伝う」といった意識であるようです。

しかし男性側も「男性は稼ぐことに専念した方がいいのでは?」「仕事が忙しくて思ったように参加できない」「育休取ったら出世に響く」などの悩みも深いのではないでしょうか。そんな男性に向けて、「装談#020 ファッション業界の働き方~パパ編~」が2019年6月27日(木)に開かれます! 

■令和時代のママは一歩踏み出そうとしている!


仕事が忙しい、育休取得なんて無理! 男性の働き方は本当に変えられないのか

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「パパ編」が開催される一足前に「ママ編」が5月12日日曜日の母の日に開催されました。そこではプレママ、ママ起業家、ママ研究者、ワンオペママから、それぞれの立場でのワーママ観やリアルな現状が語られました。

>>「リアルママたちが語り合った! ワーママの働き方ってどうなの?どうなるの?」


そこでママたちから出された声は、「育児に対する夫とのズレ」。育児休暇を女性のみが取得することによって、男性が育児に参加するタイミングが遅れることや出産後の大変さを理解しづらくなるという問題。さらに女性が時短勤務を選ぶことによって起こる「育児も家事も女性に負担がきちゃう問題」も提議。妻は「夫のほうが稼いでいる」、「自分は時短勤務」…と女性自身が声を上げづらいという現実もあるようです。

また家事面でも、日本の男性の家事育児時間は1時間程度、家事育児時間0分というパパも7-8割という調査データが示す現実から、「家事育児は自分の仕事ではない」と考える男性の意識を変えることの難しさが浮き彫りになる面も。

それでも「ママ編」での最後では、夫との対話によって、「子育て体制」の構築を取り、働き方を柔軟に変えながら、「ママは誰かに何かをしてもらうのを待つのではなく、少しずつ進む!」と締められました。令和時代のママたちは、働くこと、ママになること、そして固定概念を手放すことの第一歩を踏み出そうとしています。


■子育てするパパは、働き方、育児への参加をどうすればいいのか

子育てパパの働き方をめぐっては、企業での関わり方などもクローズアップされてきている昨今。「子育てをするパパの働き方について考えよう」というのが今回のテーマです。

そんな今回の「パパ編」に登壇されるのは、三越伊勢丹にご勤務されていて半年間の育休をとられた青木慎吾さん、育児をするために会社を立ち上げ、育児中のパパ・ママに寄り添う「パパっと育児@赤ちゃん手帳」アプリを開発された服部伴之さん、そして前回に引き続き、『ワンオペ育児』著者である明治大学教授の藤田結子さん。

さらに、ママ編に出演されたファッションテックデザイナーのOlgaさんが無事出産され、1児のパパとなったパートナーの松岡竜太さんが新米パパとして質問役を担います。

<注目の登壇者>
●青木慎吾
株式会社三越伊勢丹
1981年生まれ 学習院大学経済学部経営学科卒業後、2003年三越伊勢丹に入社。新宿店婦人服のバイヤーとして本館2階TOKYO CLOSETの立ち上げを始め、解放区やリ・スタイルの責任者の他、ルミネとの合同イベント「ルミタン」や「REAL HAWAII」などをプロデュース。2018年半年の育児休業を経て、現在、新規事業、定期宅配ISETANDOORの責任者。『三越伊勢丹ブランド力の真髄』(PHP新書、2015)

●服部伴之
株式会社ファーストアセント代表取締役
1998年、東京大学大学院工学系研究科を修了。
株式会社東芝にて研究者として従事 2001年より、IT系ベンチャーのシステム責任者を数社歴任 2005年、株式会社エンターモーションにて取締役CTOに就任 2011年、株式会社tattvaの取締役に就任 2012年、株式会社ファーストアセントの代表取締役に就任

●藤田結子
明治大学商学部教授
英ロンドン大で博士号を取得。専門は社会学。参与観察やインタビューを行う「エスノグラフィー」という手法で、日本や海外の文化、メディア、若者、ジェンダー分野のフィールド調査をしている。編著書に『ザ・ファッション・ビジネス』(明治大学商学部編、同文舘出版、2015)、『ファッションで社会学する』(成実弘至・辻泉との共編、有斐閣、2017)。

●松岡竜太
Sartoria Mare 代表取締役
London college of fashion,文化服装学院卒業後、オーダースーツの麻布テーラーで10年勤務。銀座店店長を務めたのち独立。昨年オーダースーツ店「sartoria mare」を有楽町に設立。先日、第一子が産まれ、子育て絶賛格闘中。



トーク内容は、「ママ編」と同じく、パパにも気になるこちらの悩み。
・社会や企業の現状
・当事者からのお話
・これからどうするべきか


ファッション業界だけではなく、プレパパ、育休を取得したいと考えている人、家庭と仕事の両立で悩んでいる人にはぜひ参加してほしいイベントです。もちろん女性の方、プレママ、これから結婚を考える若い人たちの参加も大歓迎。ぜひみんなで令和時代のパパの姿について考えてみませんか?

<イベント詳細>
ファッション業界の働き方~パパ編~
仕事が忙しい、育休取得なんて無理! 男性の働き方は本当に変えられないのか
■日時
2019年6月27日(木)19時30分~21時30分
■場所
ワールド北青山ビル 2F
〒107-8526 東京都港区北青山3丁目5番10号
■会費
無料
ファッション業界の働き方~パパ編~詳細はこちら

お申し込みは上記の「ファッション業界の働き方~パパ編~詳細はこちら(Peatix)」からお願いします。
「Peatix」がご利用できない場合は、「装談#020 ファッション業界の働き方~パパ編~の件」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせください。
contact@fashionstudies.org
※当日、会場でも参加できます。
※注意事項 当日は記録・広報等のためトークの模様を映像で記録し、 後日ウェブ上にて公開予定です。

▼株式会社ワールドの「インスタグラムT/W/O」でセミナーレポートを6月下旬に掲載予定!
「インスタグラムT/W/O」とは?
ワールド北青山ビルを拠点にファッション・カルチャー・ビジネス・社会貢献など様々なフィールドで、新たな視点を創造する人やトピックを取り上げています。


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