「お金が貯まる人」と「貯まらない人」の家計の違い【貯蓄が2倍になる方法1】
■お金が貯まるコツ3:年間でかかる出費に注意する
『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』より<大上 ミカ(著)、 前田 はんきち(イラスト)/リベラル社 >
貯まる人には、
「予算の立て方」に大きな共通点があります。それは
“年間でかかる出費の予算を取っていること”。年間でかかる自動車税、車検代、帰省代などを「特別出費」と言い、貯まる人はこの特別出費の予算をしっかり取っているのです。
「毎月どんなに貯蓄をがんばっても、特別出費の見通しが甘いと、貯蓄を崩してしまいます。最終的には赤字では意味がなく、やる気もダウン。だから、貯まる人はここをとても注意しているのです」(大上さん)。
<お金が貯まらない人>
▼年間でかかる特別出費にいくらかかっているかわからない
▼「1ヶ月の食費はいくら」「毎月いくら貯蓄する」など毎月の変動しか見ていない
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<貯蓄を2倍にするコツ>
●年間の特別出費の一覧表を作る
●年間でいくらぐらい特別出費がかかるか確認する
●特別出費に必要な予算を、ボーナスから取り分ける、もしくは毎月積み立てる
●特別出費の予算は、貯蓄とは別の口座で管理する
特別出費は、高額なものも多いので用意していないと焦ることに。逆にいえば、ここをしっかり管理できると貯蓄は安泰というわけです。
■お金が貯まるコツ4:小遣いを高めに設定する
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例えば、ママ友とのランチやカフェ。この出費は、食費から出しますか? それとも外食費から出しますか?
「貯まる人は
小遣いを高めに設定し、家計としっかり区別。個人の出費は家計に混ぜず、小遣いから出します」。個人の出費を家計から出すのが当たり前になると、ムダづかいしても「必要だから仕方ない」と勘違いしやすく、結果的に出費がかさむそう。
<お金が貯まらない人>
▼貯蓄を増やすために小遣いを削っている
▼個人の出費(ママ友とのランチ会など)を家計から出している
▼専業主婦だから「小遣いはなし」としている
<貯蓄を2倍にするコツ>
●個人の出費は家計から出さずに小遣いから
●夫婦ともに小遣いは高め設定にする
欲しいものを我慢してストレスをためたり、小遣いが足りなくなって後から家計を崩したりするのは避けたいもの。自由に使えるお金があれば、気持ちにゆとりができてストレスで衝動買いに走るのも避けられます。
さらに、貯まる人は夫の小遣いが高いのも特徴とのこと。小遣いを高めにすると家計への関心も増し、協力度がアップ。夫婦仲の良さにもつながってくるという、なんともハッピーなコツです!
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いかがでしたか? 今回は、貯まる人が実践する、家計のマインド、そして予算の組み立て方に関するコツを4つご紹介しました。
つらい節約をせず、危険な投資もせずに貯蓄を増やす。そんな、貯まる人たち共通のシンプルでわかりやすい管理方法は、貯蓄が苦手な人にもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
次回は、
「お金が貯まるストレスなしの節約術」をご紹介します。
■参考図書
『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』
(大上ミカ/著 リベラル社)
これまで1000人を超える主婦に、お金のやりくりについて取材した著者が、“めちゃ貯まる”人たち共通の「家計管理のコツ」や「生活習慣」を紹介。誰でもマネができて、効果が高い共通点だけをセレクトしているので、初心者でもすぐ実践できるマネー本
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