自分の価値観を整理できればうまくいく「目指せ! 夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで」(後編)
■自分の人生の価値観を整理整頓
――お金の精算は嫌という人もいますよね?
もちろんその方法が嫌だという人もいると思います。そういう人は花を買ってきてもらったり…とかでもいいですよね。
大切なのは、そういう会話を夫婦でするべきだということなのです。そこで、(前編でも話した)何が嬉しくて、何がイヤかの話になるんです。みんな抑圧されすぎちゃって、何がしたくて、何がイヤで、何で保証されたら嬉しいかが、自分で整理できてない人が多いと思います。
友人夫婦の不満や愚痴を聞くときって、ほぼカウンセリングをしている気分になります。夫に対しての不満を聞きつつ、
どういうアプローチをしてもらったら不満がなくなるのかを引き出すんです。多くの人が、わからないのです。
自分でそれを考える訓練をしていないから。
親や世間から「そうするべきだと刷り込まれたこと」と「自分は本当はどうしたいのか」を整理して、
自分の人生の価値観を棚卸しすること。
それをすると、「じゃ2,000円置いていって。それで気が済むから」という会話が夫婦でできるようになると思います。
■愛する家族の関係を良好に続けるために
毎日の生活の中で、不満をためて取り返しがつかないことになる前に、具体的に何をすればいいかをルールとして可視化した水谷さん。
一見ドライに見えるかもしれませんが、愛する家族との良好な関係を続けて行きたいからこそ、しっかり自分、そして夫の本質を見つめた結果なのです。
心の声をオープンにし、夫婦間のコミュニケーションをすることが簡単ではない人もいるかもしれません。でも、自分を知ってコミュニケーションをとることでハッピーな変化…起こりそうな気がしませんか?
夫を狙う“同僚女”が我が家に…「早く開けて?」強引に乗り込んだ直後、想定外な【天罰】に顔面蒼白⇒周囲との良好な向き合い方