愚痴ばかりのネガティブ夫「もううんざり…」聞かされる妻の苦悩



■明るい音楽で空気を変える、夫の「愚痴封じ」

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もし、夫が落ち込んでいると感じる時は、気持ちが明るくなるような音楽をかける、クスっと笑えるテレビ番組をつけっぱなしにしておくなどで、耳から入る「音」で暗い雰囲気を吹き飛ばす方法もあります。

耳から入る情報は人の感情を大きく左右するため、もし夫が暗い気持ちで帰宅したとしても、明るい音楽やテレビ番組が流れていたら「まあ、いいか」と気分が変わるきっかけになることもあるでしょう。

例えば、子どもが小さいなら、童謡やアンパンマン、プリキュアといったアニメの曲を流すといいですね。大人の世界とは乖離した明るく楽しい世界観がイメージできる曲を、あえて夫が帰宅するくらいの時間に流しておき、さらに明るい口調で話しかけて「愚痴封じ」をする方法もあります。

ただし、内向的で粘着質なタイプの男性には、音を使った愚痴封じは逆効果になることも。場合によっては、「俺はこんなにつらいのに気楽でいいよな」といった八つ当たりに近い負の感情に切り替わることもあります。

そういったタイプには、ヒーリングミュージックのような気持ちが癒される音楽や、夫が好きな音楽をかけるといいでしょう。

また、カラオケをするのもおすすめです。
明るい曲を聞きながら大きな声で歌うというのは、負の感情を消すのにぴったりといえるでしょう。

■一方的な愚痴を予防する「愚痴返し」

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人は、その場の「空気を読む」生き物です。空気を読まないとか、空気に染まるとか言いますよね。ですから、自分の望む空気を作り、その場にいる人を染めていくのが一番です。

例えば、育児でイライラしているところへ、同じような負のオーラを背負って夫が帰宅してきたら、負×負ですから空気のよどみは倍になりますよね。

しかし、明るい空気に満ちた家なら、夫が負のオーラを持ち込んでも家の明るさで薄まったり打ち消したりできるものです。妻は夫の愚痴に真剣に付き合って一緒にどよーんと落ち込み悩むのではなく、努めて明るい空気をキープしながら適度に聞き流す技術が大切です。

「聞いてる? わかってる?」と夫からのツッコミがあった場合は、「お仕事のことはよくわからないけど、大変だってことはわかるよ」と、気持ちに寄り添う言葉があれば十分なのです。


ただし、子どもが小さいと夫の愚痴を聞き流すことすらつらい時もありますよね。そういう時は、あえて空気は読まず、自分から先に愚痴を言ってしまいましょう。すると、愚痴りたい夫は大抵「そんな話聞きたくない」と返してくると思います。

そういう時は「あなたもつらいことがあったの? じゃあ、お互いに聞き合おうよ」という流れにするのも良いと思います。

男性によっては、相手が愚痴り始めると自分の気持ちを押し殺して黙ってしまうタイプもいます。妻が「愚痴を聞いてくれてありがとう。交代して今度は私が聞くよ」と切り出せば、お互いが公平にストレスを発散でき、一方的な愚痴はなくなるかもしれませんね。

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