PTAはもういらない?! 面倒、大変なPTAとの付き合い方


■PTAで一番楽できるのは会長・委員長?

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PTA役員・委員をしなければいけないけれど、なるべく作業をスリム化して、自分は楽をしたいと思ったら、実は会長や副会長、委員長を務めるのがおすすめです。

PTAは面倒、大変といったイメージを持たれる原因の一つとして、リーダーに不向きな人が長を務めている場合が多いと前述しました。頼りなく優柔不断で決断力がない人が長となると、決まるものもなかなか決まらない傾向にあります。

そうすると、必要以上にPTA活動に時間と労力を費やさなければいけなくなるため、そういったストレスを感じる状況にならないためにも、自分で長を引き受けて作業をなるべく簡略化して楽なやり方で進めてしまうのも一つの手です。スケジュールも自分の都合で決められるので一石二鳥です。

その際、作業はなるべく細分化して割り振ることが肝心です。そうすると、役員・委員それぞれの担当や役割が明確になるため、先で紹介した地雷系保護者が口を出す範囲を制限できます。

自身が長を務める場合、厄介なのが「仕切りたがりタイプ」の保護者でしょう。
「こうした方がいいよ」「あれはどうするの?」とあなたの指示に注文をつけ始めたら、指揮系統が混乱してしまいます。

そうなった場合は一言、「じゃあ、私の方では手が回らないので、お願いしてもいいですか?」と声をかければいいのです。もともと仕切りたがり、やりたがりなタイプなら喜んで引き受けてくれるでしょう。

あなたからの指示で動くという指揮系統は保持したまま、代わりに業務をやってもらえることでさらに肩の荷が下りるというわけです。この言葉は、文句を言うだけ言って代替案を出さないタイプにも有効です。

それでもPTA活動に支障をきたすような事態に陥ったとしたら、PTA担当の先生に相談しましょう。PTA活動はあくまでも子どもや学校のための保護者によるボランティアですから、先生や学校の意向が最優先となります。

また、先生という確固たる立場からの意見というのは、ほかの保護者からの意見とは受け止められ方が違うため、一部の暴走気味な役員・委員の抑制にもつながります。


子どもが小学校に上がったら、いつかはやらなければいけないPTA役員・委員。滞りなく1年間務め上げるためにも、ご紹介した対応をぜひ試してみてくださいね。

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