コミックエッセイ:夫婦の危機
幸せだったはずが…妻が待つ家に帰りたくない/夫を追い詰めた産後妻(1)【夫婦の危機 まんが】
僕は純、34歳。妊娠を機に、妻のひかりの提案で彼女の実家近くに引っ越してきた。新居からは通勤時間が片道2時間弱もかかり正直つらかったが、産後のひかりの負担を考えたら少しぐらいの苦労なんて問題ないだろう…その時は本気でそう思っていた。
しかし、結果的にそれが僕を苦しめることになるなんて…。
息子の翔太が生まれる前まで、夫婦仲は良いほうだった。明るくてしっかり者のひかりは、いつだって僕をフォローしてくれたし、僕も彼女をとても大切にしていた。
育児をしたい気持ちと、ひかりを休ませてあげたいと思ってしたことが全部否定され、僕は落ち込む日々。しかし、「産後は女性の感情の浮き沈みが大きい」と本を読んで知っていたので、できるだけ妻の感情に寄り添い、育児よりも家事をやるようにしてみたのだが…。