■前回のあらすじ
お義父さんが息子のことを「チビだ」と言った瞬間、思わず怒鳴ってしまった私。なぜなら息子の成長のことで私は気にしていて…。
せっかくの誕生日のお祝いの席を台無しにしてしまった私。だけれどもどうしてもお義父さんに謝りに行く気にはなれませんでした。
そして家に帰ってきてから、夫にも正直に気持ちを伝えたところ…。
自分の体型を気にして、それを打ち克とうと言葉が悪くなったお義父さん。そして孫が小さいのも自分のせいじゃないかと気になりつつも、ついいつもの感じで口から出ちゃったんじゃないか…とのことでした。
それから私はお義母さんとは外で幾度かお茶をする機会を設けました。まだお義父さんに会う勇気はなかったし、私自身お義母さんの話に少し戸惑っていたからです。
その席でお義母さんは、少しずつ私の知らなかったお義父さんの一面を教えてくれるようになったのです。
お義母さんからは、お義父さんのいろんなエピソードを聞きました。仕事がどんなに大変でも愚痴をお義母さんや子どもだった夫に言ったことはなかったこと、ご自身の会社が危ない状態だった時も愚痴ひとつ吐かなかったそうです。
私が見てきたお義父さんと本当のお義父さん…私は今後どうすればいいのか心がぐらぐら揺れていました。
次に続きます。
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/作画・マスハタ