■前回のあらすじ
和人は本当によく家族につくしてくれました。そんなる日、和人から私宛の手紙がベッドに置かれていました…
それから数ヶ月経って…
そんな家族の時間や、和人からの手紙が半年ほど続き…
私もそろそろ前を向かなきゃと思えるようになりました。
なによりずっと負の感情に支配されている自分が嫌になっていたのです。
不倫が発覚してから、私は夫にとにかく全てを吐き出し、きつく当たりました。
しかし夫がそれを受け入れて努力したことで、私も離婚ではない道を見出そうと思えるようになったと思います。
不倫にかかわらず、一度壊れた夫婦関係を再構築することは、決して簡単なことではないと思います。
傷つけた側がどれだけ相手の心の傷に寄り添えるかで、修復の可能性はあるのかもしれません。
私の心の傷はこの先完全に癒えることはないかもしれません。もしかしたら、また裏切られることがあるかもしれない…。
それでもこの人と家族でいると決めたいま、先のことを今心配しても仕方がないし、そうなったらその時にまた考えればいい。
焦らず私たちのペースで、再構築できたらと思っています。
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・
山口しずか