■前回のあらすじ
「自分より格下だから付き合おうとしていた」とする響子さんにハッキリ意見を伝えたことで連絡もなくなりホッとしたのもつかの間、彼女が私の悪口を言いふらしていると聞き…。
従妹の百合ちゃんから私の噂について心配して電話が…。百合ちゃんは私が幼稚園時代に受けた嫌がらせを知っていて、そのせいで「ママ友を作りたくない」という私の想いをわかっています。だから学校ではあえて距離を置いて接してくれているのですが。
あろうことか響子さんは、私を悪者に仕立てて、かわいそうな自分を演出。その話題をきっかけとして、裕福なママたちのグループに入っていたのです。
それからというもの、私を見るたび大げさに声をあげるようになった響子さん。最初のうちは、彼女の話に同情するママも多かったみたいですが…。
百合ちゃんがやんわりと誘導してくれたようで、響子さんの私への悪口もストップしたようです。また他のママさんたちは、ほとんど私と話したことがないために関心を持つことがなかったことも幸いしました。
これで一見落着! そう思ったのですが…。