コミックエッセイ:義父母がシンドイんです!
もう義母には相談しない!名づけの行方は?/名づけに口を出す義母(5)【義父母がシンドイんです! まんが】
そして、ついに“その日”がやってきました…! 陣痛はつらく、初産なので時間がかかったけれど、元気な男の子が生まれました。
とっても天気が良い朝に、元気な泣き声で出てきてくれた赤ちゃんを見たとき、自然に「晴太」という名前が浮かび、夫もすぐに気に入ってくれました。
夫は、義母には相談という形ではなく、出生届を出す直前に“報告”という手に出たようです。
生まれてしばらくは「もっと早く名前を教えてくれれば…」と義母も恨みがましく言っていましたが、今では「晴ちゃーん、晴太ばぁばだよ~」と嬉しそうに何度も呼んでいます。名づけにまつわる迷信やジンクスがこんなに存在することを初めて知りましたが、画数にこだわった私も義母のことを責められないのかもしれません。
こうした迷信にも、わが子の成長を願う気持ちが根底にはあるんだと思います。
義母が名づけにこだわった理由―それは自分がたった一人の息子の名前を付ける権利さえもらえなかったという悲しい気持ちからだったこともわかりました。
義母の行動に私は追い詰められてしまいましたが、あのとき私も「どうして義母がそんなふうにしてしまうのか」、義母の行動の背景にあるものに想像を巡らせてもっと向き合って話してみれば状況は変わっていたのかもしれません。少なくとも義母の言葉すべてに嫌悪感を持つことはなかったでしょう。
そして私自身、他人の言葉に振り回されて自分自身を追い詰めてしまう弱さをあらためて発見。すぐには直らないかもしれませんが、もっと自分の考えを大事にして、うまく義実家とも付き合えるようになっていきたいと思います。
※この漫画は実話を元に編集しています。
原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・
古口春菜/イラスト・
ニタヨメ
元気がないなと思ったら…急に泣き出した義母!一体なぜ?<気づいてしまった義母 11話>【義父母がシンドイんです! まんが】