コミックエッセイ 鼻腔ガンになった話
これがガンという病気なんだ… 久しぶりに会った叔母の姿にショック【鼻腔ガンになった話 Vol.63】
※この記事は筆者の体験談です。今から20年ほど前の出来事で、ガン治療やホスピスについての一般的な考え方・対応は現在とは異なります。
■前回のあらすじ
退院を前に栄養士さんと面談することに。再びガンで悩まないためにも、正しい知識を得たかったからです。そう考えたのは、実は大腸がんで亡くなった叔母の存在があったからで…。
退院を前に栄養士さんと面談することに。再びガンで悩まないためにも、正しい知識を得たかったからです。そう考えたのは、実は大腸がんで亡くなった叔母の存在があったからで…。
退院後の食事はどうすればいい? 栄養のプロに聞いてみることに…
■私の知っているじゅんちゃんが…
叔母のじゅんちゃんは、母の妹です。私は身内を2人、ガンでなくしています。でも最初にガンになったのは、叔母の中で一番若かったじゅんちゃんでした。
何とか仕事の調整をしてお見舞いに行った時には、じゅんちゃんの姿が大きく変わっていて、ものすごくショックでした。でも当人は相変わらず、周りの人に笑顔で「ありがとう」って言って笑っていて、その姿もものすごく印象的でした。
知らず知らずのうちに、自分が入院した時はじゅんちゃんをお手本にしていたのかもしれません。
お見舞いにじゅんちゃんを励ましに来たはずのに、何もできない自分が悲しかったです。
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