コミックエッセイ:義父母がシンドイんです!
親の金を当てにしてはいけない…孫のためのお金の決着は?/孫名義の貯金通帳の行方(12)【義父母がシンドイんです! まんが】
息子の颯太のために貯めてくれていた「孫名義の通帳」。お義父さんからいただいたお金には、親戚のお祝い金全額、これまでのクリスマス、お年玉などの金額分などでした。旅館はキャンセルされ返金、これまでお義母さんのために使っていた代金や叔母さんへの返済は、お義母さんのパート代金から支払っていくとのことでした。
お義母さんに悪気があったのか、なかったのか―これはもう知る術はありません。ただ親戚のお祝いの時期から手を付けたということは、心に積もった闇は思ったよりも深かったのかもしれません。
今後お義母さんを信用することができるかはまだ私自身でも自信がありません。それでも私は絶縁する道よりも、もう一度付き合っていく道を選びました。なぜなら亮太が自分を責めていて、そんな夫をこれ以上見ていたくなかったし、自分も親になったことで子どもとの縁が切れることは想像できなかったからです。
今回のことで、あちらの提案がキッカケだったとはいえ、何も考えず義両親に甘えてしまった私たちも悪かったのだと思い知らされました。親のお金はあてにするものではないのだということも…。そして通帳を渡すことの怖さや、お金を前にした人間の醜さをはからずも経験することに。
私は、颯太にとって恥ずかしくない大人でありたいと強く思うし、子どもが自立できるためにできることを模索していきたいと思っています。
※この漫画は実話を元に編集しています
原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・古口春菜/イラスト・まりお
骨折してメンタルが弱っていく義母に揺れる気持ち<気づいてしまった義母 9話>【義父母がシンドイんです! まんが】