コミックエッセイ:私と旦那に起きた不思議な話

泣きながら生米を食べまくり…!ようやく心に吹き抜けた風【私と旦那に起きた不思議な話 Vol.16】

このお話は作者が体験した恐怖体験です。怖いのが苦手な人はお控えください。
■前回のあらすじ
神主さんから盛り塩をやめるように言われて帰宅すると、家の周りに義父が置いた大量の盛り塩が!すべて撤去するも、この日から4日間金縛りが続くことに。そして5日目、神主さんがお祓いに来てくださって…。

泣きながら生米を食べまくり…!ようやく心に吹き抜けた風【私と旦那に起きた不思議な話 Vol.16】
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泣きながら生米を食べまくり…!ようやく心に吹き抜けた風【私と旦那に起きた不思議な話 Vol.16】
悲しいという気持ちよりも、勝手に気持ちが高ぶってびっくりするほどに泣けて、「えっ!!どうしたどうした!!!?!!!」と、自分が自分にビックリしました。

ちなみに、岡山弁で「めげる」とは「壊れる」のことで、「頭がめげたんか」は「頭がおかしくなったんか?」という意味です。



泣きながら生米を食べまくり…!ようやく心に吹き抜けた風【私と旦那に起きた不思議な話 Vol.16】
泣きながら生米を食べまくり…!ようやく心に吹き抜けた風【私と旦那に起きた不思議な話 Vol.16】
私の冷静な気持ちと、(たぶん)私にくっついてたのかな??? の人の気持ちが混じりあって頭がゴチャゴチャになっていたところ、突然、スッと頭の中に…。

泣きながら生米を食べまくり…!ようやく心に吹き抜けた風【私と旦那に起きた不思議な話 Vol.16】
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泣きながら生米を食べまくり…!ようやく心に吹き抜けた風【私と旦那に起きた不思議な話 Vol.16】
「なんでウチがこげーな目に遭わにゃおえなんだ!!もっと生きたかった!!」
(なんで私がこんな目にあわなければならなかったのか。もっと生きたかった!)

という言葉がブワッと広がり、頭の中のゴチャゴチャに昂った気持ちがスーーーーッと落ち着きました。

無事にご祈祷が終わって神主さんにいろいろとお話を伺うと、

「詳しくいろんなことを知ろうとしなくていい。自分と家族の幸せだけ祈りなさい」

「そして、自分でも恐ろしいと思うところには近づいてはいけない。なにか取り憑いた、と思っても盛り塩を安易にしてはいけない。塩とお酒を入れた風呂に入りなさい」

と教えてくれました。

あれから、1度もあの女の人も懐中電灯を持った子どもも見ることなく過ごしています。

以上、私とバブの経験した恐ろしい体験談でした! ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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