仕事を辞めて家庭に入れ!? 夫より稼ぐ妻を許せない義父に読者の意見は?
■古い価値観を押し付けるなんてナンセンス!
女性も普通に外で働くようになった現代。今回のエピソードのような家庭も普通に存在しますよね。まずはそんな環境の方からの感想をご紹介します。
・うちも手当がなければ、私のほうが稼いでいる。特に気にしたことはないし、鼻にかける気もしない。夫の両親も職業を聞く限り母親のほうが稼いでいたんじゃないかな? 古い考えというより、この義父はそういうことでしか威厳も保てず居場所が作れなかったんじゃないかな。そのほうが情けない…。
・我が家も妻の方が給料が高いので、グサっとくる内容です。
義父にあったのは「男性の方が稼ぐべき」という固定観念についての意見です。
・義父がまだ幼い頃や若い頃に起きた時代の教育や風潮、考え方そのものが影響していると私は感じました。この時代に遡るとこの頃は固定的性別役割分担意識が強く根付いていました。例えば「男は仕事」「女は家庭」のように「男性は働いてお金を稼ぎ、家族を養う」という風潮が定着していたので、義父は稼ぎが少なければ当然の如く家族を養えないと考えているのだと思います。そして義父はそんな息子に対し「情けない」と感じ、あえて叱ったのだと思います。「家族を養うためにも男は強くあらなければならない」という固定概念や、「一家の立派な大黒柱となってほしい」などの親が子に対する願望や教育の一環だと思います。
・古い価値観を押し付けるとか最悪。アップデートできないなら、せめて周りに迷惑をかけないでほしい。
・うちは両親共働きの公務員でした。男性と同じぐらい働くという女性の姿を小さい頃から見ていたので、女性が働き、食事なども男性が手分けすることが当たり前だと思っていました。義父の固定観念にはガッカリです。私の義父も全く同じ考えで、結婚した当初、私も責められました。長男の嫁は同居して専業主婦をして、男たちを支え、義父母の介護をする、という考えです。
・このタイプの人間は、自分が偉かったり男尊女卑だったり、擁護する姑も嫁が家に入れば同調連鎖してくるから、関わらずにいたいと思う。そして自分は同じことをしたくないと強く願ってしまう。
次は、妻のほうが稼いでいることを義父に正直に言う必要はなかったのでは? という意見です。
・理解してもらうのは無理でしょう。価値観は変わらない。長年培った価値観を変えるのは容易ではないから、そこは話さない方が良かったですね。一緒に住むわけではないなら、嘘で良いから、仕事辞めた、もしくは、パートになったと言っておけば済みます。事故や病気でもない限り、親は先に亡くなるものだから、穏やかでいてもらえたらいいのでは? 真っ向勝負は時間の無駄です。お母さんが理解ある人なら、「お父さんにそう話します」でいいと思う。高齢の昭和の男は、稼いで家族を食べさせることが当たり前になっている。そこは上手にかわしたほうが楽だと思います。
右から左に聞き流して、そうですねと頷いておけばいい。結婚25年、そうして関係は良好です。うちの義父母は、私が転職したことも知らないですよ。
たしかにそうですよね。だって、敦子・浩市の間では何の問題もなかったことが、義父が口を挟んできたことでおかしくなってしまったんですから…。いろんな夫婦の形があっていいのです! 最後はそんな意見です。
・今はいろんな夫婦のあり方・生計の立て方があるから、それが夫婦の出した答えならいいと思う。共働き・専業主婦・専業主夫など、多種多様な生き方が今の世の中あっていいから。
・旦那さんもお義母さんも素敵すぎます! 男は外で働いて女は家を守るというのはもう昔の話。今の時代は家のことは家族みんなで守るのが当たり前だと思っています。
・周りが何と言おうと、当事者である夫婦が納得してお互いを思いやれているのなら、それが正解なんだと思います。どうしても結婚して子どもを授かると、女性は仕事をセーブして家庭に入ることを求められてしまうし、男性は家庭を省みるより仕事を求められてしまいますが、その概念がなくなっていってほしいと思っています。
価値観を変えるって難しいですよね。だったら、最初から義父には家庭のことは言わないほうが騒ぎにはならなかったのかも。ウーマンエキサイトでは、義父母とのトラブルや対処法など、様々なエピソードを紹介しています。
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「嫁の教育もできないのか」怒鳴って離婚を勧める義父に夫は…<義両親の言いなり夫 10話>【モラハラ夫図鑑 まんが】