コミックエッセイ:義父母がシンドイんです!
誰だって一人じゃ生きられない…「シンママだから」を理由にしないために/シンママは恋愛禁止?(11)【義父母がシンドイんです! まんが】
お義母さんと元夫からは連絡はありません。もしまたヒカルに何かしてくるようなら、徹底的に戦うつもりです。そのために、盗撮の証拠は残しておきました。
あの後、職場の野上さんと話をしました。野上さんがいつも言う「母親なんだから」という言葉に、私は勝手に傷ついていましたが、悪気があって言っているわけではないことはわかっていました。
私とヒカルのことを想ってくれているからこそ、そのためにはこれが正しいはず!と心配して言ってくれていたのです。
「理解してと強要するつもりはありませんが、私たちは私達なりの家族の形があります。そっとしておいてくれると嬉しいです」と言うと、野上さんはブツブツ言ってはいたものの、私に価値観を押し付けることはなくなりました。
「シングルマザーが恋愛なんて」という空気があるこのも理解できます。私だって息子のことを考えたら、恋愛も結婚も、簡単には踏み切れません。
でも、勇気ある選択をする女性たちが、祝福される世の中になるように。母親であってものびのびと、自由に自分らしく生きられるように……。
私はそんな未来の到来を願っています。
※この漫画は実話を元に編集しています
脚本・谷村/イラスト・
ニタヨメ
「帰らせていただきます!」尊重されないところにいる必要なし!<気づいてしまった義母 6話>【義父母がシンドイんです! まんが】