「孫は渡さない! 」夫の死後ますますキツくなる義母の束縛…同じ経験をした読者のその後は?
■義両親の束縛から逃れたい!読者の壮絶な体験が語られる
まずは、夫の立場からのエピソードをご紹介します。義母の孫への干渉に悩まされているというもの。愛情ゆえとはいえ、度が過ぎているケースも少なくないようです。
・9歳と7歳の娘を持つ父親です。義母の行き過ぎた孫への干渉に悩まされています。勝手に娘たちの予定を決めておき、前日に決定事項を私に通達する手段が常です。何を言っても予定変更はできませんし、聞いてももらえない。妻は何の調整もしません。
さらには、「孫を奪ってやる!」等の発言を私にします。
日々、義母に娘たちを連れ去られている状態で、父として遊ぶことができません。妻はそれが正しいこととして認識しているようで、私の言い分は聞きません。 孫への過干渉、それどころか束縛、支配の心配を感じています。この手の自分ファーストの毒親へどう対処していくのがベストなのか、素直にかわいがってもらうことへの感謝をするためにも良い解決方法がないかと考えています。
次にご紹介するのは、漫画のストーリー同様、夫の死去後に義父母に干渉ばかりか搾取ともいえる扱いを受けた妻のエピソードです。夫が死去したら夫の両親とは同居を解消しても問題ないとはいうものの、それほど単純なものでないことが分かります。
・20年前に夫が事故で亡くなり、その後義父母がきつく当たることが多く、私のことを無料の家政婦と思っていたようです。
夫亡きあと、米作りは嫁の仕事と言われ、平日は会社で働きながら、休日や夜に田植え・稲刈り・消毒・除草と働きましたが、翌年の5月まで古米しか食べさせてもらえませんでした。「私だけが古米だったんですか?同じ米を食べてください」というと、 義父に「親に古米を食えと言うんか!」と言い返されました。しかも米を作っている田んぼは夫と私が買ったものです。夫が亡くなった時にその田んぼの借金が残っていて、保険金を支払いに充てたのに。
義父母に介護が必要になったときは、大事にしていた二人の実の娘は一度も汚れたおしめを替えることもなかった。嫁は働かせるだけ働かせ、必要になると跡取りの嫁だからと言ってくる。今も、新米のご飯の匂いを嗅ぐと、あの時の驚きと悔しさを思い出します。
兄には、「実家に帰ってこい」と言われましたが、私の場合は無理でした。
毎日生きることに必死でした。認知症になり始めたころの義母は、私への感情がはっきりと出て、こんなに私を嫌っていたのかと情けなかったです。今は要介護5、特養で看てくれるので、毎日感謝の日々です。
最後にご紹介するのは、冷静に考えて義母との縁は切るべし!という意見です。今の時代であればそのような考え方もできますが、読者のコメントを読むと一昔前までは簡単ではなかったことが分かります。
・だからマザコン男とは結婚するな!
・死別したら義理の両親との縁は簡単に切れるのに。
・いやいや婚姻関係終了届だして終わりでしょ、なんでこんな姑と夫の死後まで同居する必要がある?
・私なら迷わず切り捨てる。
さゆりはこのまま自分を犠牲にして義母の束縛に耐え続けなくてはならないのでしょうか。
さゆりに希望の光が差す日が訪れるのか、この先の展開に目が離せません!
▼漫画「私の意見は無視…?/孫は渡さない! と主張する義母(前編)」
妻は心配するに値しない!? 食中毒だった妻を笑い飛ばした夫【妻だって倒れます Vol.10】