わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。
産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。2歳まで過ごした乳児院を出るとき、先生から「みかんちゃんなら人一倍幸せになることができるから。負けないでね」と言われたことが忘れられなくて…。
自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!
※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています
■前回のあらすじ
2歳半で乳児院を出ることになったみかんは、お別れのときに先生が掛けてくれた言葉を今でも覚えている。人より何倍、何十倍もつらいことがあるかもしれないけど、必ず人一倍幸せになることができる、と…。
■おめでとうと伝えたい
■養護施設に着いて…
産まれてきたすべての赤ちゃんが祝福されてほしい。すべての赤ちゃんに「産まれてきてくれてありがとう」と伝えたい…。
だからこそ、みかんさんは自身の体験を伝え続けています。
乳児院から向かったのは、養護施設でした。
先生と会って安心したみかんさんは大号泣するのですが…!?
次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!