コミックエッセイ:わたしは赤ちゃんポストで産まれた子
「大人のいない世界に行きたい」シミ姉ちゃんの過去が明らかに【わたしは赤ちゃんポストで産まれた子 Vol.18】
わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。
産まれてすぐ赤ちゃんポストに入れられたみかんさん。シミ姉ちゃんが木から飛び降りてしまうのではないかという心配が杞憂に終わり腹を立てるが、シミ姉ちゃんの言われる通り木を登ると…。
赤ちゃんポストに預けられたその後を、当事者である現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。出産する母親や赤ちゃんにとって少しでもやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの思いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられます…!
※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています
■前回のあらすじ
のんきに木の上でお菓子を食べていたシミ姉ちゃんは、みかんに「登っておいで」と誘う。とても心配した自分の気持ちもわかってもらえずイライラしながら登っていくと、そこから見えたのは…?
■木の上には…!







施設の裏は一面のひまわり畑。
身長の低い子どもたちは下から見上げる形になるので、そのひまわりの美しさに気がついていなかったのだとか。
みかんさんは、木の上から見たときのこの絶景が忘れられないそうです。