コミックエッセイ 思い通りにいかない夜には
裏切りを突きつけても開き直る妻…娘の本当の父親は?<父をやめる日 23話>【思い通りにいかない夜には まんが】
本命が他にもいるのに、弓香とも付き合っていた東吾。しかも弓香の生活費すら支援していたことが東吾の奥さんの調べによってわかっていました。そこまでなぜ東吾が弓香を大事にするのか? その理由は、奏を東吾と血がつながった子どもだと匂わせて、そのことをネタに東吾から支援を受けていたのです。
奏が中学の時から俺の悪口を吹き込み続けた弓香。それは学生結婚したことで自分の希望する仕事につけなかった恨み、20代の若い時をほぼ家で過ごさなければいけなくなったことへの不満、そして金持ちだと思っていた俺がただの会社員だったことへの失望…そういった自分の中に漂う黒い感情をすべて奏をゴミ箱として片付けてきたのです。
実の母からゴミ箱として扱われてしまった奏。どうして俺はこんなことをずっと見逃し続けてしまったのか。同じ家に住みながら、奏を守ることができなかったのか。悔やんでも悔やんでも、もう過去に戻ることはできないのです。
親から愛情ではなく、不満を浴び続けてしまった奏。彼女の今後の人生に俺はどう関わればいいのか、わからなくなっていました。
次回に続く(全31話)毎日更新!
※この漫画は実話を元に編集しています
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