■これまでのあらすじ
主人公・由衣は結婚して間もない頃に夫の幼馴染・愛華に「隆司を返してもらう」と敵意剥き出しの発言をされます。しかし、しばらくして愛華が男性と腕を組んで歩いているところを見かけ、きっと彼氏が出来たのだと安心していました。しかし後日隆司が実家に帰ってきたことを聞きつけた愛華は、一家団欒の場に合流。その翌朝、隆司は愛華の部屋で愛華と一夜を共にしていたのでした。お酒のせいで、由衣を裏切ったのかどうか肝心なところが思い出せない隆司でしたが、愛華の様子を見る限りアウト…。男女関係の裏切りを絶対に許せないと言う由衣の過去を知っている隆司は、家に帰ってからも由衣の顔をまともに見ることができず、そんな隆司の態度に由衣は不安を感じるのでした。

「何かあった？」よそよそしい夫に違和感…一抹の不安がよぎる妻

目を合わせてくれず、よそよそしい隆司の違和感に由衣はすぐに気付き「どうかした？」と声をかけます。疲れただけ…と言う隆司ですが、…